「ZOZOTOWNのシステムの大部分は、オンプレミスで運用してきた。2004年のオープン当初は問題なかったが、2年目以降、徐々に人気が出始め、毎年サーバを買い足す状態になった。(サーバの台数は)数百台規模になり、運用コストが高くなっていた」 そう話すのは、ZOZOテクノロジーズ 開発部の鶴見純一さん。同社がサービス運用・技術開発を担当するファッション通販サイト「ZOZOTOWN」は、年間812万人以上(19年3月末時点)が利用するほどの規模に成長したが、毎秒数万にも及ぶリクエストを処理し、システムの一部がダウンしても“サイトが落ちない”ようにするためには、オンプレミスでの運用は限界だった。 そこで同社は17年8月からクラウドへの移行を進めている。19年5月現在、一部システムのリプレースが完了し、目立ったトラブルもなく安定稼働できているという。今後、数年以内に全システムのリプレースを終える見
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