このPassbookの導入を検討する企業向けに、Passの発行管理システム「PASSSS」(パススス)を提供するのが電通だ。PASSSSを利用することで、導入企業はPassの発行や情報更新、運用管理をWeb上で行えるようになる。利用者のPassを読み取るためのiOS端末向けリーダーアプリも開発しており、このアプリをインストールしたiOS端末をPassの読み取り用端末として利用できるのも便利な点だ。 電通は、Passbookのどこにビジネスの可能性を感じてソリューション提供に乗り出したのか。電通 デジタル・ビジネス局の吉羽一高氏に聞いた。 導入企業のハードルを下げ、利用者がPassを探しやすい環境を用意 ―― (聞き手:ITmedia) 日本にはこれまでにも同様のサービスがありましたが、Passbookはどこが新しいのでしょうか。 吉羽一高氏(以下吉羽氏) まず、オープンプラットフォームに近
![Passbookの導入、ローコストで素早く――Passbookソリューションを提供する電通の狙い](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bd82132f0fb2bf043a696b4eaefdc29e70c619fa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fpromobile%2Farticles%2F1209%2F20%2Fl_os_wwdc-0100.jpg)