毎年楽しみにしているBritish Medical Journalのクリスマス論文特集であるが、どうも二~三年前に有料化してからと言うもの、もう一つはじけたものがない。といいつつ、ネタも無いのでひとまず紹介。 幾つかある中で、一番伝統的路線を守っているのが、CPR、いわゆる心肺蘇生術として行われる「心臓マッサージ」をするとき、どんな音楽を流すと効率的か、という内容の論文。 130人の非医療従業者ボランティアに、訓練用ダミーを使って心臓マッサージをやってもらい、その際、音楽なし、童謡「象のネリーさん」、ディスコ曲”That’s the way i like it“を流すというのを順不同に行い、その効率をみると言うもの。 心マは一分間に約100回の頻度で、一定の力をかける必要があるが、どの条件が最も効率的だったかというと、「象のネリーさん」だったと言うのが結論。音楽なしと”That’s the