民主党代表選で菅直人首相の支持を表明している閣僚らは3日午前の記者会見で、小沢一郎前幹事長の代表選公約に次々と批判の声を上げた。 小沢氏が来年度予算編成での一律1割削減方針を「旧態依然」と批判していることに対し、前原誠司国土交通相は「今までの閣議、閣僚懇談会の経緯をご存じないのではないか。公共事業はマニフェストに沿って4年でやるべき削減を1年でやった」と反論した。野田佳彦財務相も「小沢氏は官僚主導と言うが、かなり誤解している」と述べた。 小沢氏の主張に対しては、前原氏が「ひも付き補助金をなくすと言いながら、高速道路建設は国が(財源を)渡して後押しすると言う。新たなひも付き補助金をつくることで、矛盾している」と批判。野田佳彦財務相も「子ども手当の月額2万6千円(の満額支給)。一方で所得税減税にも触れているが、どう財源を確保するのか」と述べ、財源に懸念を示した。 一方、玄葉光一郎公務員制