SOA(Service Oriented Architecture)という方法論が提唱されてから10年以上経ち、コンサルやベンダ各社が盛んにセミナーを開いています。 SOAというのは企業に散らばる異なるシステムに対して共通のインターフェース及びメッセージング機構を用いて公開するサービス層を提供し、サービス間の連携という形でビジネスの変更に強いシステム基盤を再構築するための方法論です。 SOAが提唱するビジネス上の主な利点を紹介します。 ● 既存システムを有効活用できる。 既存システムが提供するファンクションをSOAで提供するインターフェースで隠ぺいすることにより、異なるシステム間でSOAメッセージをやり取りすることができる。ビジネスプロセスの変更に際してシステムを作りかえることなく、既存システムを有効に再利用することができる。 ● ビジネスプロセスの変更に柔軟に対応できる。 業務上完結する