タグ

2011年1月20日のブックマーク (4件)

  • 中国から見た尖閣諸島の歴史と意味 : 明日は明日のホラを吹く

    中国語はおもしろい」(新井一二三著 講談社現代新書)90~94ページを読むと、中国近現代史における尖閣諸島の意味が見事に説明されており、今回のような騒動が再度起きることも予言されている。長くなるが引用させていただこう(太字引用者)。 広い世界における中国語についてさまざまな角度から見てきた章を終えるにあたり、国際語としての中国語の地位と日の関係について考えてみたい。 現在、国連の公用語は六種類あり、英語・フランス語・スペイン語・ロシア語・アラビア語に並び、東アジアの言葉としては唯一中国語が選ばれている。一九七一年に、それまでの中華民国に代わって中華人民共和国政府が国連代表権を獲得。二年後に中国語は会議と安保理の作業用語に加えられた。一口に六種類の公用語と言うが、実際には英語とフランス語で国連業務の大部分は行われており、中国語に与えられたのはそれに次ぐ地位である。 とは言うものの、イン

    中国から見た尖閣諸島の歴史と意味 : 明日は明日のホラを吹く
  • チャイナウォッチャーになるのにお勧めの都市 - 中国リアルIT事情

    中国国内の政治・雇用情勢から「チャイナ+1」という言葉が言われつつあるが、日経電子版中国語版が年央にも出るという話だし、モノ書き的にも中国との情報連鎖は密になりそう。 チャイナウォッチャーさんも増えてきて、各人の書くジャンルが細分化されていく中で、おそらく「私も中国のことウォッチしてみよう!」と思う人はいるのではないだろうか。個人的に中国でモノ書きするならこの場所で書くと拾ってくれるんじゃないか、を書いてみる。 ちなみに商業都市上海と政治都市北京は抜いてる。なぜかというと既に名があるプロのモノ書きさんが多数いるため、そこに割ってはいるのは現実的にかなり厳しし、時間を要するため。(あなたが編集者だとして有名なジャーナリストA氏と、1年目のジャーナリストB氏、どちらに記事を書かせる?) 1.杭州 オンラインショッピングサイトの雄「アリババ」の拠地(難しく書いた。簡単にいえば中国で圧倒的シ

  • 世界で若い旅行者が減っている - 中国リアルIT事情

    タイのバックパッカーの聖地「カオサン通り」。撮ったのが朝なので人通りが少ない。 バンコクの長距離列車の中心駅、ファランポーン駅 タイの首都バンコクにあるカオサン通りは世界中のバックパッカー、昔で言うところのヒッピーが集まる場所だ。日人は10年前の「電波少年」の影響力があり、かつては西洋人一括り(アメリカ人・オーストラリア人・イスラエル人・イギリス人・フランス人・ドイツ人)と勝負できるほど一大勢力だった。 タイの旅行者向けショップ。日人が如何に多かった(過去形)かが垣間見れる ところが若い世代はめっきり減った。貧乏旅行ですら「外国へ行く金がない」わけでこれは皮肉でもなんでもなく、気でお金が無い中で外国に貧乏旅行に出て、1日数百円としっかり決めて、それ以上贅沢をしない修行僧のような大学生バックパッカーを見聞きするようになった。(個人的にはマイレージを日々貯めればある程度解決できる

  • 芥川賞受賞の西村賢太さん 中卒フリーターで前科者、友達一人もいない…

    友達も一人もいない」西村賢太さんが芥川賞 現在では珍しい破滅型私小説の書き手。「万に一つも受賞の可能性はない」と思っていた芥川賞を3度目の候補で射止め「当に大変うれしいです。それだけです」と顔を紅潮させて喜んだ。 受賞作「苦役列車」は、自らの経験をベースにした作品。中学卒業後に家を出て、日雇い仕事で生計を立てる19歳の主人公、貫多の日常を描く。友人も恋人もいない貫多は、単調な労働の日々の中で同世代の専門学校生と知り合う。 だが、彼に恋人がいることへの嫉妬や学歴コンプレックスから、自虐的で暴力的な言動を繰り返してしまう。作品には閉塞感と滑稽味が同居する。 「僕もふだん誰とも話さないし、友達も一人もいない」という。 23歳のとき、大正時代の無名の作家、藤沢清造の作品に出合い、私淑。「僕よりダメな人がいて、それで救われた」。破滅的な生を描く私小説にこだわり続けてきた。 「自分よりダメなやつが