ネオリベで大資本家の下僕・馬英九政権がついに、大企業の突き上げを受けて中国との間に、FTAにあたるECFAを締結した。 これについて、なぜか日本の「左派」は「平和協定」と勘違いして「歓迎」したりしているが (たとえば「平和主義」のドイツ文学者、池田香代子氏のブログ 中台FTA、もっと騒ぎましょうよ)、 FTAやECFAというのは、そもそも米英の「自由貿易主義」の産物であり、資本家の論理で労働者や農民を収奪するものに他ならないのに、こと「中国」が絡むと、左翼はなぜかFTAを「平和協定」と曲解して、礼賛する傾向があるようだw。ここに現在の日本の左翼の混迷と思想的浅薄さを強く感じる。 池田香代子氏が、台湾の実情を知らずに、FTAを「平和協定」などと思い込むのは勝手だが、台湾では農民が「安い農産品流入で台湾農業が破壊される」、労働者や若者の間には「中国の安い労働力が入り込み就業機会が奪われ、賃金も