2014年の後半あたりからDocker,Docker Inc.への批判を多く見かけるようになった(もちろんもともと懸念や嫌悪を表明するひとはいた).それを象徴する出来事としてCoreOSチームによる新しいコンテナのRuntimeであるRocketのリリースと,オープンなアプリケーションコンテナの仕様の策定を目指したApp Containerプロジェクトの開始があった. CoreOS is building a container runtime, Rocket 批判は,セキュリティであったり,ドキュメントされていない謎の仕様やバグだったり,コミュニティの運営だったり,と多方面にわたる.これらは具体的にどういうことなのか?なぜRocketが必要なのか?は具体的に整理されていないと思う.これらは,今後コンテナ技術を使っていく上で,オーケストレーションとかと同じくらい重要な部分だと思うので,ここ
先日、CoreOS がRocketというコンテナ実行エンジンを発表して話題になりますた。 Rocketを少し触ってみたので簡単なまとめを書いておこうと思います。 チュートリアル 簡単にRocketでコンテナ起動までをやってみましょう。 簡単にREADMEに目を通しておくことをすすめます。 今回はfilesetを作るのがめんどいのでDockerコンテナを流用します。 そのためDockerをインストールしておきます。 インストール 早速Rocketをインストールしてみましょう。 ビルドするには以下のものが必要です。 cpio squashfs-(util) go-bindana (他にもあるかな?) 少し前までgo-bindataがらみでメモリが足りずにビルドによく失敗していましたが、今は修正されています。 (8Gでもビルドできない) bin以下にrktなどが作成されるはずです。 App Co
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