ビックカメラは1月16日、2004年8月期以降の連結決算数値の訂正を発表した。不動産流動化に関する会計処理などを見直した。東京証券取引所は同日、上場廃止基準(有証虚偽記載)に該当する恐れがあるとし、同社株式(1部)を監理ポストに割り当てた。 02年8月に行った池袋本店のビルの不動産流動化に関する会計処理を見直すなどして再集計した結果、2008年8月期通期の純損益は、41億1200万円の利益から21億4100万円の損失に訂正した。
組織の遂行力を高めるためには「ビジョン」「価値観」「ミッション(強み)」の共有が重要である。企業が常に勝ち続けるためには、とりわけ価値観とミッションの連携が不可欠だという。 「問われるコーチング力」バックナンバーはこちら 前回、前々回とビジネスコーチングモデルの主要テーマである「ビジョン」、「価値観」について話した。今回は「ミッション」について述べたい。 「ミッション」とは、一般に任務や使命のことをいうが、ビジネスコーチングモデルにおける組織のミッションとは、「何を持って同業他社に勝つか」「この組織だからこそできるもの」といった会社の特徴や強みを指す。 一般的に多くの会社ではミッションをオフィスに掲げたり、Webサイトに掲載したりしている。しかしながら、いざフタを開けてみると、メンバーには驚くほど浸透していなかったというケースがよくある。その理由としては、次の2つが考えられる。 (1)組織
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