タグ

2010年6月10日のブックマーク (2件)

  • 本当のイルカの話をしよう - 未来の蛮族

    こんな話を聞いたことがある。我々がイルカだと思っている生き物は、実はイルカではない。例えばそれは、トンボにとってのヤゴ。カエルにとってのオタマジャクシ。つまり、彼らはイルカの幼生に過ぎないのだ。成体となったイルカを、我々が眼にすることがない理由はシンプルなものだ。彼らは我々よりもはるかに高次の領域にあるため、人間ごときはその存在を知覚することさえできないのだ。 説得力はまるでないが、どこか信じてみたいと思わせる魅力を持った話だ。もしかすると、普段はさえないリーマンとして暮らしている僕も、実はまだ幼生なのかもしれない。そんなことを考えてしまう。いつか成体となったあかつきには、僕も四次元の海でほんとうのイルカと遊ぶことができるのかもしれない。 しかし、おかしなことに、生まれてからもう二十数年の年月が流れているというのに、いっこうに成体へと変態する兆しがない。ただ、順調に顔が老けてゆくだけである

    本当のイルカの話をしよう - 未来の蛮族
    yoghurt
    yoghurt 2010/06/10
    82年生まれ…それは新たなるニューエイジ世代!
  • 二十一世紀の木箱男 - SO FAR FROM THE SEA

    名称はわからない。それは小学校にあった。線路上でもみかけたことがある。「ボビン」「ボビン 木製」「ケーブル ボビン」などで検索してみたが当該物は引っかからなかったし、ボビンボビン考えていたらなんだか悲しい気持ちになってきたのでそれ以上探すのをやめた。そもそも名前なんてどうだっていいのだ。「巨大ウッド軸」だろうと「超電磁ワイヤー芯」だろうと「携帯用コテージ」だろうと。 「筋肉オールスターズ殲滅くん試作4号機」は僕が住んでいた村のはずれで生産されていて、そこから市内の小学校へと旅立っていく。夏場には腐った水をため、冬にはたきびの燃料として使われた。胴体を蹴るとコルクのような感触とともに簡単にほどけた。比較的きれいな状態のものは工作材料として使われもした。雑草に取り囲まれたまま忘れ去られるものもあった。来の用途を知ったのはもっと先になってのことだったが、何かが巻かれている姿を目にしたことはない

    二十一世紀の木箱男 - SO FAR FROM THE SEA
    yoghurt
    yoghurt 2010/06/10
    続く!?