Nickはロシアのセントピーターズバーグ出身のソフトウェアデベロッパー/ブロガーです。彼による他の記事はこちらをご参照ください。 「配色」はデザイナーの持てる手法の中で最も強力な手法の一つで、様々な感情を引き起こせたり、ユーザーの注意を引いたりできます。 ですが、新しいプロジェクトを立ち上げる経験をしたことがある方ならわかるかもしれませんが、プロダクトやサービスの配色を決めるのは非常に難しいものです。 今回は基本の色彩の理論とそれがどのようにUXデザインと関係するのかについてご紹介します。これはあくまでUIやUXのデザインの範囲での色彩の理論で、包括的なデザイン論ではありませんのでご了承下さい。 色彩の理論 色彩の理論には様々な要素がありますが、基本の基本では、補色性、コントラスト、鮮やかさを考慮した色の相互作用において成り立ちます。 補色性は他の色との関係性という点から色を見る方法です。
![UIデザイン初心者が知っておきたい配色の理論](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2bc3953c1eedc59a48b011d1eb8b2f638ed1f9a1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdata.uxmilk.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F08%2Fcreative-desk-pens-school.jpg)