エンターテインメント事業の一モデルとしても注目されている吉本スタイル 「上海メディアグループ(SMG)」と業務提携。上海吉本新喜劇を立ち上げ、昨年には吉本興業主催のイベント「吉本お笑いフェスティバルin中国2010上海万博」を開催。 昨年、吉本興業は上海メディアグループ(SMG)と業務提携を結び上海に合弁会社を設立。が、イベント開催など単発ではすでに10年前から中国に進出。現地でその総指揮を任されているのが、上海生まれで日本国籍を取得している高龍太郎だ。2008年から上海人民国劇団の芸人とともに「上海吉本新喜劇」の定期ライヴを行い、日本のお笑いを中国へも浸透させている。 「ネタは吉本の過去のコンテンツをローカライズしたものがメイン。毎月1回、私のオフィスで吉本のビデオを見ながら芸人たちと研究会を行っています。吉本新喜劇のルーツを探りながら、上海人にも身近な駅や学校、幼稚園などを舞台にした