昨日のブログ「クラウドの価値を引き出すための戦略」で、クラウドの戦略的価値について、述べたが、それでは具体的にどのような「クラウドビジネス」のシナリオを描けば良いかを今日は考えてみたい。 「クラウドビジネス」というと、GoogleやAWS、SFDCなどの大手サービスプロバイダーをイメージされるかもしれない。たしかに彼らはクラウドというビジネスを主導し、トレンドを築いてきたプレーヤーであることにまちがいはない。しかし、だからといって、彼らのように膨大な設備投資を行い、そのリソースを低コストで提供するというビジネスばかりがクラウドビジネスではない。 そこで、クラウドビジネスを3つのタイプに整理してみた。 クラウドプロバイダー GoogleやAWS、SoftLayer、SFDC、Office365などがこれに当たる。自分たちが所有するシステム資源や独自のサービスを低廉に提供するビジネスモデルだ。
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