韓国メディア・ソウル経済は14日、「韓国と日本の経済界が声を合わせ、韓日通貨スワップ協定の復活を求めた」と報じた。 記事によると韓日経済協会は同日、13日にソウルのロッテホテルで開かれた「日韓経済人会議」で、日韓通貨スワップ協定の復活や韓国の環太平洋経済連携協定加入、日中韓自由貿易協定(FTA)の早期締結などを求める共同声明を採択したことを明らかにした。 経済人会議では、韓国経済研究院のノ・ソンテ元院長が「韓日通貨スワップ協定の中断は、アジアの金融協力の精神に合致しない措置」と指摘、「協定復活を模索し、両国間の和解を金融・経済部門からスタートすべきだ」と訴えたという。これに参加した日韓企業も共感したという。 会議ではこのほか、韓国の「T-money」と日本の「Suica」といった交通カードや銀行カードの連携を推進するなど、情報通信技術分野での協力を拡大することでも合意。2018年平昌冬季五