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ブックマーク / kyoba.hatenablog.com (6)

  • 「この世界の片隅に」 - 虚馬ダイアリー

    監督・脚:片渕須直 原作:こうの史代『この世界の片隅に』 ペルソナ5 - PS4 出版社/メーカー: アトラス発売日: 2016/09/15メディア: Video Gameこの商品を含むブログ (32件) を見る この物語はフィクションである。 作中の如何なる人物、思想、事象も、全て紛れもなく、貴君の現実に存在する人物、思想、事象とは無関係だ。 以上のことに同意した者にのみ、このゲームに参加する権利がある。 同意する/しない ゲーム「ペルソナ5」より。 私は、ついこの間まで「ペルソナ5」というゲームを熱心やっていた。「女神転生」シリーズから派生した大人気シリーズのRPG最新作だが、そのゲームを始める前に問われる質問がこれである。そして同意しない限りゲームは始められない。 このゲームの舞台は「東京」である。JRや地下鉄の通り方はリアルそのもので、町並みも現実の街並みをもとに模して作られてい

    「この世界の片隅に」 - 虚馬ダイアリー
    yojik
    yojik 2016/12/06
  • 「ハドソン川の奇跡」 - 虚馬ダイアリー

    原題:Sully 監督:クリント・イーストウッド 脚:トッド・コマーニキ 「私は英雄ではない。」USエアウェイズ1549便の機長、チェスリー・"サリー"・サレンバーガー (トム・ハンクス)は何度も言う。 映画の冒頭場面。大都会のビル群を縫うように飛ぶ旅客機。機長のサリーはエンジンが壊れた機体をなんとか空港までもたせようとしている。だが、奮闘もむなしく、旅客機は墜落を余儀なくされる。 サリーは飛び起きる。「あの事故」から幾度となく見る夢だ。 「なぜあの時、私はそうしたのだろう。」 サリーは何度も何度も自問する。 あの日。2009年1月15日。サリーは機長として「ハドソン川への不時着水」を強行した。離陸直後、鳥がエンジンに入って破壊する「バードストライク」それによって両翼のエンジンを破損する事故。なんの問題もないフライトになるはずが、前代未聞誰も経験したことのない状況に叩き込まれた。 その不

    「ハドソン川の奇跡」 - 虚馬ダイアリー
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    yojik 2016/11/24
  • 「ちはやふる/上の句」またはネットにおける日本映画にまつわる言説について - 虚馬ダイアリー

    「ちはやふる/上の句」 監督・脚:小泉徳宏 原作:末次由紀 しょっぱなから景気の悪い話で申し訳ないが、最近更新量がめっきり減った。 まあ、単純な話、それすなわち映画鑑賞量が激減しているからである。 正直な事を言えば休日は寝ている事がめっきり多くなった。当然ながら映画鑑賞にも支障を来すようにはなる。 その割にはてなブックマークやTwitterは頻繁に更新している感はあるのだが、基的にソシャゲに嵌まっている人の行動原理と同じで、忙しい隙間の時間にそこそこ捗らせることが出来るためである。だもんで、基的には「仕事してるか、寝るか、大河ドラマと朝ドラ見てるか」みたいな生活へと移行しつつあり、「これはまずい」と思いながらも半分ブロガーとしては死んだ状態で生きている。 なのでまあ、基的にネットは関わりも積極的に発信していくというよりも、見ながら時折茶々入れるくらいのポジショニングに終始している。

    「ちはやふる/上の句」またはネットにおける日本映画にまつわる言説について - 虚馬ダイアリー
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    yojik 2016/04/25
  • 残酷な俺が支配する。「マッドマックス/怒りのデス・ロード」 - 虚馬ダイアリー

    原題:Mad Max: Fury Road 監督 ジョージ・ミラー 脚 ジョージ・ミラー/ブレンダン・マッカーシー/ニコ・ラサウリス ごくごく呑気な事を言えば、僕は「マッド・マックス」シリーズを見た事が無い。 30年ぶりの新作とは聞いていた。予告編を見て「・・・・お」とちょっと心ざわつかされた事は事実であり、結果としては、「よし、見てみるか」と前売り券を買ってはいたのだ。だが、私はごくごく呑気に構えていた。 とりあえず見ろというブログエントリが公開と同時にあがり、Twitterでも公開と同時に反響がすごい。ああ、これは見なければいけない。でも混んでそうだから先にとりあえず「グローリー/明日への行進」を・・・と思って見たら、「グローリー」がまた私の心を掴んで離さず、ちょっとその日はそれだけで胸一杯になってしまって、帰ってしまった。 後日、改めてIMAXで見たのである。初めての「マッドマック

    残酷な俺が支配する。「マッドマックス/怒りのデス・ロード」 - 虚馬ダイアリー
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    yojik 2016/03/14
  • 「任侠ヘルパー」 - 虚馬ダイアリー

    監督:西谷弘 脚:池上純哉 テレビ局主導の日映画が、心ある映画ファンから非難されるようになって久しい。でも、僕は基的にテレビ局が映画が作ること、それ自体を悪し様に言うことはしてこなかった。映画というのは作られることに価値があると経験的にずっと思ってきたからだ。技術は経験の中で培うことができる。作り続けられる環境と、「物語」を作ろうとする意思がなによりも大事だと思っていたからである。 僕は西谷弘監督は面白い戦い方をする人だと思っていた。彼は映画ファンにネタにされる「アマルフィ 女神の報酬」の監督でもあるけれど、ドラマ演出家出身の映画監督として面白い戦い方をしたのは「容疑者Xの献身」である。ここで彼は主なテレビ局主導の映画が「映画版=テレビドラマのお祭り」ととらえていたのに対し、彼はドラマ版を「利用」して「映画」を撮る。 彼は「テレビドラマ=映画を立ち上げるためきっかけと、周知するための

    「任侠ヘルパー」 - 虚馬ダイアリー
    yojik
    yojik 2012/11/22
  • 「テルマエ・ロマエ」 - 虚馬ダイアリー

    監督 武内英樹 脚 武藤将吾 原作 ヤマザキマリ いやー面白かったね。面白かった。 テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX) 作者: ヤマザキマリ出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2009/11/26メディア: コミック購入: 119人 クリック: 3,802回この商品を含むブログ (738件) を見る 原作漫画は、言わずと知れた大ヒット漫画であり、生粋のローマ人である風呂技師のルシウスが主人公であるにも関わらず、主演が阿部寛で、監督が「のだめカンタービレ」のドラマ版及び劇場版を演出した武内監督という事で、(注:じつはあたくし、感想書かなかったけど「のだめ」はドラマ版を見た上で劇場版完結編の2作もきっちり見てたりする)なんとなく、方向性は見えてきた。日人役者をあえてヨーロッパ人に見立てて、日語で外国語パートもやっつけようというアイデアである。 のだめカンタービレ D

    「テルマエ・ロマエ」 - 虚馬ダイアリー
    yojik
    yojik 2012/05/03
    "現地でやとった大量のエキストラたちの中にまぎれても、阿部寛の顔面力及び存在感が、抜きんでて高かった"
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