このエントリーは MySQL Casual Advent Calendar 2018 の5日目の記事です。 そもそもMySQL Upgrade Checkerって? 今まではリリースノートを読んで、つぶさに問題点を洗い出して、現行のDB環境に問題が無いかを人手にチェックしていました。 それをMySQL5.7の場合にMySQL8.0にアップグレードする場合に限って、Oracle社が公式にアップグレード時のチェックツールを作りました。 (Oracleデータベースとかだと昔からあるんで、その文化がMySQLにも入ってきた感じですね) 現在のUpgrade Checkerでは以下のようなことがチェックできる 古い temporal type の使用 DBのオブジェクト名と予約語の競合 utf8mb3キャラクタセットの使用 mysqlスキーマの予約されたテーブル名 64文字を超える外部キーの名前 廃