米マイクロソフトの開発言語「Visual Basic(VB)」が1991年に登場してから30年弱。いまだにVBを利用して開発したアプリケーションを社内システムで利用している企業は少なくない。しかしVBの正式サポートはすでに終了しており、提供されている実行環境もいつまで使い続けられるかわからない状態だ。VBアプリケーションの刷新が急務になっている。 VB6.0をVB.NETに移行する場合はマイクロソフトが提供する変換用のツールを利用することが一般的だ。しかしツールを利用しても100%自動変換できない。その場合は手作業での修正が必要になる。 サードパーティー製品との接続は自動変換できない 手作業が必要になるポイントの1つが、サードパーティー製品と接続するためのプログラムだ。アップグレードウィザードでは変換できずに手作業で対応するのが基本だ。 VB6.0で開発した業務アプリケーションがVB6.0