2018年1月14日、小学館の運営するサイト「ビッグコミックbros」で漫画原作者の狩撫麻礼(かりぶ まれい)先生の訃報が伝えられた。狩撫氏は、池上遼一氏や弘兼憲史氏など数々の実力派の漫画家とタッグを組み、名作を世に送り出してきた。日本の漫画界に多大なる影響を与えた人物である。 若い世代には馴染みのない原作者かもしれないが、ぜひとも狩撫先生の作品を読んで欲しいと思う。特に、1980年代後半のバブル絶頂期に、浮かれる世の中の価値観に一石を投じた作品『迷走王ボーダー』は、現代にも通じる名作だ。 ・その影響は漫画界だけではない 狩撫先生は、カリブ・マーレィやひじかた憂峰など、別名義でも作品を手掛けている。タッグを組んだたなか亜希夫氏との作品『リバースエッジ 大川端探偵社』や、俳優・遠藤憲一氏の初主演作となった『湯けむりスナイパー』……などなど。 また、土屋ガロン名義の『ルーズ戦記 オールドボーイ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く