知識と経験がマイナスになることもあるようです。 英国のノッティンガム大学(University of Nottingham)で行われた研究によれば、猫に対する知識や経験があると自己評価する人は、猫が触られたくないと感じる場所もモフってしまう傾向が高いと判明した、とのこと。 一般に、猫には顎の下や耳の付け根など触られると喜ぶ場所がある一方で、お腹など触られたくないと感じる場所があることが知られていますが、「自称」猫に詳しい人たちは猫が好む場所に加えて、猫が嫌がる場所にも手を伸ばしていました。 どうやら猫に対する経験や知識の自己評価と、猫にとってのベストな接触方法を実践できるかは別問題なようです。 しかし、いったいどうして猫に詳しい人ほど、猫の嫌がる場所を触ってしまうのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年7月15日に『Scientific Reports』にて公開されています。