入学以来お世話になったトイレに感謝して掃除を行う「卒業記念スーパートイレ清掃」が、群馬県のみどり市笠懸東小(茂木裕代校長、児童数543人)で開かれた。6年生108人が袖をまくり、ズボンをたくし上げて素手と素足になり「6年間ありがとう」と心を込めて磨き上げた。 トイレ清掃には、NPO法人「日本を美しくする会」の鍵山秀三郎相談役(80)をはじめ、鍵山さんの志に感銘を受けた同市の市民グループ「郷土を美しくする会」(松崎靖会長)のメンバー18人が指導に当たった。 児童は素手に皮膚保護クリームを塗った後、クレンザーや特殊素材を使った網目状のサンドメッシュを使って黒ずんだ便器の汚れを落とし、便座の裏側まで手を入れて洗い上げた。