ヒラメ筋と腓腹筋の違い 画像引用(一部改変):Anatomography ヒラメ筋と腓腹筋は下腿三頭筋を形成し、のちに合流してアキレス腱となる二つの筋肉です。 しかし両筋肉は筋線維の種類が異なります。 それは… ヒラメ筋 ⇒ 赤筋(収縮速度が遅い) 腓腹筋 ⇒ 白筋(収縮速度が速い) 両筋肉の筋線維の種類が異なり、収縮速度の違うことから両筋肉の接合部に剪断力を働きます。 すると両筋肉間にギャップが生じ、ズレ(剪断力)を生む原因にもなりかねません。 また長期臥床になると腓腹筋の方がボリュームの低下が激しく、ヒラメ筋は割と安定しています。 こういったところからも術後などは腓腹筋の筋力・筋ボリューム低下に気を使う必要があります。 ヒラメ筋と腓腹筋のストレッチ 続いてはヒラメ筋・腓腹筋のストレッチの違いに関してです。 少し話は逸れますが… 下腿三頭筋は足関節底屈に働きますが、その底屈時は全底屈筋