<精子製造ライン ホルモン編>精子は、視床下部、下垂体、精巣の3つの部位の連係プレーによって作られます。 それぞれの部位はお互いを監視しあいながら、精子を製造するために 必要なホルモンを分泌を促進させたり抑制させたりしながら、 精子を製造していきます。 したがって、この3つの部位のうち一つでも異常があると、 精子を作ることに支障が出てきます。 精子を作る上でのホルモンの流れを図にしてみました。 それでは、精子の製造ラインを覗いてみましょう。 ● 精子を作るための流れ1. まず、精子製造会社のCEOである視床下部が、「精子を作れ~」と 生産統括本部長である下垂体に号令をかけます。 この時に視床下部は、GnRHという性腺刺激ホルモン放出ホルモンを使用して、 下垂体にあるゴナドトロピン分泌細胞を刺激します。 2. 視床下部からの号令を受けて営業本部長の下垂体は、直接の部下である LHとFSHの二