「内食」「中食」「外食」 調理済食品利用広がる 女性の社会参加、とりわけ既婚女性の就業が多くなったことや,電子レンジなどの普及により、弁当をはじめ冷凍食品や惣菜などの調理済食品の利用が拡大しています。 ところで、皆さんは「中食」(なかしょく)という言葉をご存知ですか。 「中食」とは、レストランなどでの食事「外食」と、家庭で素材から調理する手作りの食事「内食」(ないしょく)との中間の調理済食材や惣菜で手軽に済ます食事のことです。 近年、家庭における食事の形態は昔と大きく様変わりしています。 総務庁の家計調査の結果である「1世帯当たりの食料費の年間平均支出額」から、「内食」「中食」「外食」に分けると、「内食」の割合は、昭和55年には本県で54.6%(全国57.5%)を占めていたものが、平成10年には6.1%も減少し48.5%と半分以下に低下しています。 一方、「外食」はこの18年間に2.9%ア