福島大会で女子記録員が、マウンドに上がる珍事が起きた。長沼が0-5と大沼・西会津・坂下・猪苗代・湖南の「会津西連合」に点差を広げられ、佐藤大樹投手(2年)が四球を出した直後。4回表、2死一、三塁で影山高見監督(48)が伝令を送った。白線をまたいで選手の輪に走って加わったのは、革靴にスカートの制服姿の女子だった。 福島県高野連の担当者も「あれっ? いいの? って感じでまずいなと思った。本部に問い合わせようとしたら、終わってしまった」と困惑していた。本来は部員15人だが、都合によりベンチ入りは男子9人と女子記録員1人のみ。苦肉の策だった。高野連側は試合中に佐川英太部長(31)を通じ「次からは特例として捕手をベンチ前に呼んで伝えてください」と“注意”。5回裏は伝令を送ることなく、5点を追加されコールド負けした。 普段は一緒に練習し、女子部員登録もされている。明るく優しい笑顔で声をかけた効果? か
ジレンマや駆け引きを手軽に味わえるドイツゲームを中心とした近代ボードゲーム。これらは、いつ生まれ、どういった経緯で日本に広まったのでしょうか。現役住職のボードゲームジャーナリスト・小野卓也さんとともに、その歴史を振り返ります。 【教えてくれた人】 ボードゲームジャーナリスト 小野卓也さん 1973年生まれ。山形県の曹洞宗洞松寺33代住職を務める傍ら、国内最大のボードゲーム情報サイト「Table Games in the World」を運営しています。 <各時代を代表する名作ゲーム>【1960年代】 3M アクワイア(日本では取り扱いなし) 【プレイ人数:3〜6人】【プレイ時間:90分】【対象年齢:12歳以上】 1962年に米国人、シド・サクソンが考案したホテルチェーンの投資と合併をテーマにしたゲーム。タイル配置と株の購入による駆け引きは現代でも色褪せぬ面白さ。 【ココがポイント】 米国の経
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