2012年11月11日に、スクウェア・エニックスのMMORPG『ファイナルファンタジーXIV』(以下、旧『FFXIV』)がグランドフィナーレを迎え、約2年の歴史に幕を降ろした。今後は、いくつかのフェイズに分けられたテスト期間を経て、旧『FFXIV』のリニューアル版として同時に開発が進められてきた『ファイナルファンタジ ーXIV: 新生エオルゼア』(以下、『新生 FFXIV』)へとサービスを移行する。 MMORPGタイトルの改修と運営、そのリニューアル版を同時開発。この前代未聞とも言えるプロジェクトはどのように始まり、どう導かれてきたのか。そしてその未来は? 旧『FFXIV』のサービス開始から約2ヵ月後の2010年12月10日にプロジェクト全体を統括するプロデューサー兼ディレクターに就任し、舵取り役を担ってきた吉田直樹氏に話を聞いた。(※インタビューは11月12日に行われたものです) 解説: