国内での感染封じ込めに概ね成功し、経済も順調に回復しているニュージーランドや台湾では、「感染防止と経済の両立」を目指すのではなく、まずは徹底的な感染の封じ込めに取り組みました。市中にウイルスが蔓延する中で経済を回していく「withコロナ」ではなく、市中から感染者をなくしてしまう、いわば「zeroコロナ」を目指し、成果をあげているのです。一時的には強力なロックダウン措置をとった多くの欧米諸国でも、そして日本でも、感染拡大の繰り返しに苦しんでいるのは、十分に感染者を減らさないうちに対応を緩めたからです。 幸い日本は、両国と同様の島国で、水際対策を取りやすい環境にあります。人口や経済規模には違いがありますが、これらの成功例を参考に、「withコロナ」から、「zeroコロナ」を目指す方向へと転換することを提案します。 まずは徹底した感染の封じ込めに取り組み、その間は、十分な補償と給付で支える。でき
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