ここは、作家・小野美由紀さんのお気に入りの銭湯のひとつです。小野さんは、今年2月9日に銭湯を舞台にした小説「メゾン刻の湯」(ポプラ社)を発売したばかり。もともと銭湯が好きで、小説の題材に選んだそうです。 小野「銭湯への愛をめっちゃ込めました。銭湯好きに届いてほしいです!」 ヨッピーさんは、なんとケロリン桶(おけ)を持参。 記者が写真を撮ろうとすると、小野さんの小説をそっとケロリンの中に入れてPRするあたり、オトナの優しさを感じます。 「裸になったら何の肩書もない」 ――おふたりとも、銭湯好きを公言しておられますが、はまったきっかけを教えてください。 小野「私はフリーライターになりたての頃に、風呂無しアパートに住んでいて、近所の銭湯を利用していました。当時は仕事もお金も人脈も何もなくて。社会との接点がなかった。1週間誰とも口をきかない、なんてことも普通にあって。SNSを眺めて、自分は何者なの
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