民主党は29日の持ち回り常任幹事会で、来年夏の参院選比例代表の公認候補11人を内定した。来年1月16日の党大会で、選挙区候補や追加の比例候補を合わせて第1次公認を発表する。 石井一・選対委員長は29日の記者会見で全候補者の決定について「2月中をめどに見通しはつけたい」と述べた。民主党は改選2以上の選挙区には複数候補者を擁立する方針だが、石井氏は改選数2の選挙区について「現職がいるので2人目がなかなか決まらない」と述べ、調整が難航していることを明らかにした。 社民、国民新両党との協力については「対自民党という中にあって友党との協力ばかり言っていられない。原則、民主党の公認候補で戦う」と強調した。ただ、社民党と国民新党の現職がそれぞれいる新潟、広島の2選挙区(改選数2)は例外という。 11人の中に元格闘家や女優が含まれていることには「単にタレント的な人を引っ張りこんだわけではない。実社会での活