上方落語界の貴公子・桂春雨師匠が寄席つむぎに初登場です。端正な高座は春雨師匠の美学の結集といえるもの。その美学の源の一つが、タカラヅカだったのです。 奥様でお囃子の中田まなみさんとお二人で大劇場はもちろんのこと、東京・名古屋公演も観劇。時に小劇場にも足を運ばれるとか。 師匠である三代目桂春団治師匠譲りの華麗さに、タカラヅカの麗しさ。春雨師匠の美学に触れてみませんか? いざない まずは自己紹介 「清く かぼそく 美しく」 みなさま始めまして。『寄席つむぎ』さんから「『宝塚の楽しみ方』というテーマで執筆して頂けないでしょうか」と依頼を受け、コラムを担当させて頂きます。三代目桂春団治門下の桂春雨です。 いきなり宝塚の話もなんですので、まずは自己紹介からさせて頂きます。 ウィキペディアのよると『歌舞伎・文楽を愛好し、お茶を嗜み長唄を口ずさむ「優男(やさおとこ)」』とありますが、落語ファンには虚弱体