[ブラジリア 27日 ロイター] 国連開発計画(UNDP)が27日発表した年次の人間開発指数によると、世界で最も住むのに望ましいとされる国は、過去6年間首位だったノルウェーに代わり、アイスランドとなった。 上位は自由市場の豊かな国が占めた。トップ5はアイスランドを筆頭に、ノルウェー、オーストラリア、カナダ、アイルランド。米国は昨年の8位から12位に後退した。 同指数は、平均寿命や教育水準、1人当たり国内総生産(GDP)についての2005年の数値を基に算出。その結果、「人間開発が低い」カテゴリーに当てはまった22カ国は全てがサハラ以南のアフリカで、シエラレオネが最下位となった。 日本は平均寿命が82.3年と最長、平均寿命が最も短いのはザンビアで40.5年だった。