浴衣姿で花火をして日本文化を体験するイスラエルとパレスチナの女子生徒たち。山梨県小菅村の人々は、紛争関係にある両者の若者たちを優しく受け入れてくれた(PFJ提供) 「敵どうしなのに友達になれた」−。長年の紛争で敵対関係にある中東のイスラエルとパレスチナ自治区。双方の女子高校生たちが今月初め来日し、紛争地の人と人の心をつなごうというプロジェクトに参加し、新しい友を得て21日帰国した。イスラエルとパレスチナの若者たちが12日間、日本でどのように双方の恐怖や不安、憎しみを克服したのか。 「絆(きずな)プロジェクト」(主催・特定非営利活動法人ピース・フィールド・ジャパン、村橋靖之理事長)に参加したイスラエルとパレスチナ、日本の若者たち約20人は20日夜、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターでのお別れ会で泣きながら抱き合って別れを惜しんだ。 「まさかこんなに心を許せる友が(敵の中に)
イスラエルにはパレスチナ人地区の人権侵害を監視する左派グループや人権擁護団体があり、自国政府の政策に対してしばしば批判的な視点の映像を記録・公開することがある。そうした団体の映像をネットであれこれ覗いていると、パレスチナの水不足に言及しているものを多く見かける。 例えば、イスラエル首相エフード・オルメルトの次女も所属している、女性たちの人権侵害監視団体「Machsom Watch」は、水不足に苦しむヨルダン渓谷の農民の記録映像を公開している。
1月21日、地元住民によると、ガザの密輸トンネルの一部が再稼動。写真は14日、イスラエル軍の攻撃を受けたガザ地区南部で自宅を離れる少年(2009年 ロイター/Ibraheem Abu Mustafa) [ラファ(ガザ地区) 21日 ロイター] パレスチナ自治区ガザ南部のエジプト側に通じる密輸用の地下トンネルが、イスラエル軍による3週間にわたる攻撃などを背景に、稼動を再開していることが、現地住民の話で21日分かった。 同トンネルは、イスラエルによる経済封鎖で困窮するパレスチナ市民が一般物資の搬入に利用。イスラエル側は、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスがトンネルを通じて武器を調達する動きを見せれば、攻撃を再開すると警告している。 ラファの住民によると、先のイスラエル軍の攻撃でほとんどのトンネルが破壊されたものの、無傷で残ったものが稼動しているという。 トンネルを使った搬送活動を目撃
【ガザ侵攻】「蓄えは底をついた」国際NGO、ブログで報告 (1/2ページ) 2009.1.11 17:49 イスラエル軍による攻撃が続くパレスチナ自治区ガザ地区が置かれている状況を、ガザ在住の国際NGO(非政府組織)スタッフがブログで報告している。空爆におびえ、食料の蓄えが底をつきつつある厳しい状況をまざまざと伝えており、反響を呼んでいるという。 このスタッフは、「ケア・インターナショナル」の現地事務所プロジェクト・マネジャーとして、女性のための支援活動をしているパレスチナ人男性、ジャワード・ハーブさん。 「パパ、僕たちはいつ死ぬの?」と題した報告では、イスラエルの空爆におびえるハーブさんの子供たちの表情を伝え、「最後に肉を食べたのは9日前。…もう蓄えは底をついた。以前、子供たちが食べていたビスケットももうない。かろうじて生き延びている状況だ」と苦しい日常生活の様子をつづっている。 別の
ガザ地域にはエジプトに通じるトンネルがある。かなりあるようだ。フランスPlaypodによる2006年作成「Rafah:One Year in the Gaza Strip」を放映したNHKの番組案内の話ではこう(参照)。 パレスチナ・ガザ地区とエジプトの国境の町ラファには、パレスチナ人が、イスラエル軍との戦闘に備え武器を密輸していた秘密トンネルがあった。そのトンネルが、2005年9月にイスラエル軍がガザ地区から撤退した後も存在し、頻繁に使われている事を、国境地帯に潜入したフランスの取材班が突きとめた。 これは「フランスの取材班が突きとめた」というほどでもなく、他でも報道されている。1日付けBloomberg記事「ガザ住民 命の地下トンネル ガソリン・家畜・iPodも密輸」(参照)ではこう。 140万人のパレスチナ人が暮らすガザ地区では、イスラエルによる封鎖が続いている。無数に掘られたトンネ
【エルサレム高橋宗男】国連人道問題調整事務所(OCHA)は9日、パレスチナ自治区ガザ地区のガザ市近郊のザイトゥン地区で5日、イスラエル軍が約110人のパレスチナ人市民を1軒の住宅に集めた上でそこに砲撃を行い、約30人が死亡したと発表した。負傷者が運び込まれた同市のシーファ病院は死者数を32人としている。 ◇国連機関は非難 OCHAは住宅内にいた半数は子供だったとし砲撃を非難、同病院の救急医療部長も「虐殺だ」と非難している。イスラエル軍は毎日新聞の取材に対し「情報を持っておらず、調査する」とコメントしている。 OCHAによると、イスラエル軍は地上侵攻を開始した3日夜から7日にかけてザイトゥン地区全域で集中的な砲撃を行っていた。その間、救急隊の同地区入りを妨げた。 砲撃から生き残った主婦、オーラさん(29)が、ガザ市在住の毎日新聞助手に語った話によると、複数のイスラエル兵が4日朝、ザイ
文:Eileen Yu(Special to CNET News.com) 翻訳校正:吉武稔夫、高森郁哉、編集部2009年01月05日 11時58分 イスラエル国防軍(IDF)は2008年12月下旬、パレスチナ自治区ガザにおける空爆をウェブでも伝え始め、同地区を実効支配するイスラム過激派ハマスに対する爆撃の様子を収めたビデオをYouTubeに投稿したり、Twitterを利用してメッセージを広めたりしている。 複数のニュース報道によると、IDFはYouTubeに専門のチャンネルを開設し、ハマスの武器庫に対する攻撃の様子を空中からとらえた白黒の動画や、ロケット弾をトラックに積み込むハマスの「テロリスト」を写した動画などを掲載しているという。 IDFの広報担当者は、YouTubeのプラットフォームを利用し、ガザ地区における「IDFの作戦の成功を示す独占映像」を提供することによって、「われわれのメ
先日沖縄本土復帰記念日の前日、イスラエル建国60年周年記念があった。欧米紙ではいろいろ取り上げられていた。国内大手紙でも、私の見落としがなければ、朝日新聞”パレスチナ60年―難民の苦境に終止符を”(参照)、読売新聞”イスラエル60歳 現状維持では未来はない”(参照)、毎日新聞”中東紛争60年 国連にもっと大きな役割を”(参照)があった。大手紙ではないがNHKは”時論公論 「イスラエル建国60年、遠のく和平」”(参照)で触れていた。 率直なところ、平和のためには話し合いが大切、米国や国連はもっと頑張れといった感じで、どれもピンと来なかった。しいて言えば、毎日新聞が重要な問題部分に少し踏み込んでいたかもしれない。 第二次大戦後の47年、国連総会はパレスチナ地域を二つに分割する決議を採択した。これを後押ししたのは米国だが、ナチスによるホロコースト(大量虐殺)で何百万人もの同胞を失ったユダヤ人に国
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