ブックマーク / www.fashion-press.net (35)

  • 皇居三の丸尚蔵館の開館記念展、国宝・伊藤若冲《動植綵絵》や狩野永徳《唐獅子図屏風》などの名品を公開

    東京の皇居三の丸尚蔵館では、開館記念展「皇室のみやび─受け継ぐ美─」を、4期にわたって開催。第4期「三の丸尚蔵館の名品」は、2024年5月21日(火)から6月23日(日)まで開催される。 皇居三の丸尚蔵館、選りすぐりの名品を公開「皇室のみやび─受け継ぐ美─」展は、2023年11月に開館30年を迎えた三の丸尚蔵館(さんのまるしょうぞうかん)が、装いを新たに「皇居三の丸尚蔵館」として開館したことを記念して開催される展覧会だ。 皇居三の丸尚蔵館は、皇室に代々受け継がれてきた美術・工芸品を収蔵している。そこには、平安時代の書の逸品《粘葉和漢朗詠集》から、鎌倉時代のやまと絵絵巻の最高峰とされる高階隆兼《春日権現験記絵》、伝狩野永徳《源氏物語図屏風》、そして近代の作品まで、各時代を代表する作品が数多く含まれる。 開館記念展「皇室のみやび─受け継ぐ美─」の第4期「三の丸尚蔵館の名品」では、皇室の祝い事

    皇居三の丸尚蔵館の開館記念展、国宝・伊藤若冲《動植綵絵》や狩野永徳《唐獅子図屏風》などの名品を公開
  • 特別展「日本画に挑んだ精鋭たち」山種美術館で - 春草や松園など、近代〜現代の日本画の名品が一堂に

    CONTENTS ニュース ニュース TOP ファッション ビューティ グルメ アート 映画 音楽 ライフスタイル・カルチャー ジャンル 性別 コレクション コレクション TOP 2024-25年秋冬 2024年春夏 2023-24年秋冬 2023年春夏 2022-23年秋冬 2022年春夏 2021-22年秋冬 2021年春夏 2020-21年秋冬 2020年春夏 性別 カレンダー カレンダー TOP 今週の予定 今日の予定 週末の予定 カテゴリ別 スナップ スナップ TOP パンツ スニーカー ブーツ ショルダーバック シャツ ドレスシューズ セーター スカート 時計 アイウェア ハンドバック フォーマルジャケット リング Tシャツ トートバッグ 性別 ブランド別 場所別 ショップ ショップ TOP セレクトショップ ブランドショップ 古着・ヴィンテージショップ その他の店舗 ブランド

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  • 「名古屋オクトーバーフェスト2023」久屋大通公園で開催、本場直送のドイツビール&グルメを堪能

    「名古屋オクトーバーフェスト2023」が、2023年7月7日(金)から7月23日(日)まで久屋大通公園 エディオン久屋広場・エンゼル広場にて開催される。 「名古屋オクトーバーフェスト2023」久屋大通公園で開催※過去の画像毎年秋にドイツ・ミュンヘンにて行われる世界最大のビールの祭典を、名古屋の地にて再現した人気イベント「名古屋オクトーバーフェスト」。名古屋では4年ぶりの開催となる今回も、開放的な空間でドイツのビールが味わえる。 場直送のドイツビールやグルメを堪能※写真はイメージ。会場には、普段は中々お目にかかれない場直送のドイツビールが集結。種類豊富なビールはもちろん、ソーセージや場「オクトーバーフェスト」でも愛されるサバのグリルなど、ビールと相性抜群のグルメも販売される。 開催概要「名古屋オクトーバーフェスト2023」 開催期間:2023年7月7日(金)〜7月23日(日) 時間

    「名古屋オクトーバーフェスト2023」久屋大通公園で開催、本場直送のドイツビール&グルメを堪能
  • 近代日本画家・小林古径と速水御舟の展覧会が山種美術館で - 代表作が一堂に、古径《清姫》全8面も公開

    特別展「小林古径 生誕140年記念 小林古径と速水御舟 ─画壇を揺るがした二人の天才─」が、東京の山種美術館にて、2023年5月20日(土)から7月17日(月・祝)まで開催される。 古径と御舟、代表作が一堂に重要文化財 速水御舟 《炎舞》 1925年(大正14年) 絹・彩色 山種美術館近代を代表する日画家である、小林古径(こばやし こけい)と速水御舟(はやみ ぎょしゅう)。1883年(明治16年)生まれの古径と1894年(明治27年)生まれの御舟は、11歳の年齢の差があるものの互いに切磋琢磨する仲であるばかりでなく、その画業に多くの共通点を見てとることができる。 小林古径 《極楽井》 1912年(大正元年) 絹・彩色 東京国立近代美術館 [前期展示(5月20日(土)〜6月18日(日))]古径と御舟は、ともに歴史画や人物画から画業をスタート。1914年(大正3年)に再興された院展で活躍

    近代日本画家・小林古径と速水御舟の展覧会が山種美術館で - 代表作が一堂に、古径《清姫》全8面も公開
  • 版画家・入江明日香の個展が松坂屋美術館で - 代表作が一堂に、日本の暦をテーマとした新作も初公開

    展覧会「入江明日香展 時空の旅人」が、名古屋の松坂屋美術館にて、2023年2月4日(土)から26日(日)まで開催される。福岡アジア美術館でも開催された巡回展だ。 版画家・入江明日香の個展が名古屋に入江明日香 《江戸淡墨大桜》(部分) 2016年 丸沼芸術の森蔵入江明日香は、1980年東京生まれの版画家だ。その作品の特徴は、西洋の銅版画技法をベースとしつつ、日画や浮世絵などの技法も取り入れている点。日とフランスの今昔を行き交いつつ、異次元にいる人物や動物、物語の人物をモチーフに、確かな描写力に基づいた画面を構成している。 入江明日香 《十二支図 ─ 卯 ─》 2020年 アートゾーン神楽岡蔵展覧会「入江明日香展 時空の旅人」は、2018〜2019にかけて開催された大回顧展以来3年ぶりとなる入江の個展。《Zéphyr violet iris》や《江戸淡墨大桜》をはじめ、初期から直近に至る代

    版画家・入江明日香の個展が松坂屋美術館で - 代表作が一堂に、日本の暦をテーマとした新作も初公開
  • 展覧会「兵馬俑と古代中国」上野の森美術館で - 兵馬俑や青銅器など、古代中国の文物約200点を展示

    展覧会「日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国 ~秦漢文明の遺産~」が、上野の森美術館にて、2022年11月22日(火)から2023年2月5日(日)まで開催される。京都、静岡、名古屋でも開催された巡回展だ。 兵馬俑など、貴重な文物が一堂に兵馬俑坑「俑(よう)」とは、人間や動物をかたどった像である。古代中国では、死後の世界で被葬者を守るため、俑を添えて遺体を埋葬していた。特によく知られるのが、中国陝西省で発見された秦始皇帝陵の兵馬俑であり、1体ごとに異なる顔や体、服装をした等身大の兵馬俑約8,000体が地下に並べられていたのだった。 戦服将軍俑 統一秦 秦始皇帝陵博物院 一級文物騎馬をかたどった俑は戦国時代にも作られていたものの、それらは極小であった。しかし、この戦乱を終結させ、中国史上初の統一王朝を打ち立てた秦の始皇帝陵においては等身大の兵馬用となり、その後、古代中国の黄金時代のひと

    展覧会「兵馬俑と古代中国」上野の森美術館で - 兵馬俑や青銅器など、古代中国の文物約200点を展示
  • 企画展「THE 新版画」茅ヶ崎市美術館で - 川瀬巴水や小原祥邨など、貴重な新版画作品を紹介

    企画展「THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦」が、神奈川の茅ヶ崎市美術館にて、2022年9月10日(土)から11月6日(日)まで開催される。広島でも開催された巡回展だ。 新版画作品とともにたどる渡邊庄三郎の軌跡川瀬巴水《東京十二題 こま形河岸》1919年(大正8)江戸期に隆盛した浮世絵版画は、明治期以降、西洋の写真や印刷技術導入の影響のもと、衰退の一途をたどることになる。そのなかで、絵師・彫師・摺師の協業による伝統的な木版画技術を使い、芸術性に優れた木版画を作ることを目指したのが、「新版画」であった。 チャールズ・W・バートレット《ホノルル浪乗競争》1919年(大正8)新版画を牽引したのが、渡邊庄三郎とその版元・渡邊版画店だ。浮世絵ならではの美しさに魅了された渡邊は、1909年(明治42)、東京・京橋に渡邊版画店を開業。1915年(大正4)からは、来日した外国人画家による作品の版画化を試

    企画展「THE 新版画」茅ヶ崎市美術館で - 川瀬巴水や小原祥邨など、貴重な新版画作品を紹介
  • 「開館3周年記念 福美の名品展」福田美術館で - 大観や魁夷、松園など、日本画の名品を一挙公開

    京都の福田美術館では、企画展「開館3周年記念 福美の名品展 〜まだまだあります未公開作品」を、2022年7月16日(土)から10月10日(月・祝)まで開催する。 福田美術館が所蔵する日画の名品を公開横山大観《富士図》(左隻)[通期展示]2022年10月に開館3周年を迎える福田美術館。これを記念して開催される展では、横山大観《富士図》、東山魁夷《静けき朝》、上村松園《長夜》や《雪女》をはじめ、同館を代表する日画の名品とともに、これまで公開されることがなかった近代日画を中心とする秘蔵の作品を3章構成で紹介する。 選りすぐりの名品や初公開作品東山魁夷《静けき朝》[通期展示]第1章では、福田美術館の選りすぐりの名品を展示。横山大観や東山魁夷、上村松園など、人気の近代日画を目にすることができる。 杉山寧《慈悲光》[通期展示]また、これまで紹介する機会が少なかった現代日画もあわせて紹介。日

    「開館3周年記念 福美の名品展」福田美術館で - 大観や魁夷、松園など、日本画の名品を一挙公開
  • “日本一の星空映画祭”「ショートショート フィルムフェスティバル 2022」長野・阿智村で

    「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022 in 阿智 -日一の星空映画祭-」が、長野・阿智村にて、2022年7月9日(土)から7月18日(月・祝)まで開催される。 “日一の星空”阿智村で楽しむ「短編映画祭」「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」は、俳優・別所哲也が、米国で出会った“ショートフィルム”を、新しい映像ジャンルとして日に紹介したいとの想いからスタートした国際短編映画祭だ。 会場となる阿智村は、長野県の南端に位置する山あいの静かな村で、“日一の星空”として認定されるほど美しい星空を眺められる場所。満点の星空のもと、上質な映画が奏でる贅沢な時間を楽しむことができる。 上映されるのは、日を含む世界の「先住民」や「地域の祭り」をテーマにそれぞれの文化の美しさを紹介するショートフィルムプログラム。そのほか、世界中から特別にセレクトした作品

    “日本一の星空映画祭”「ショートショート フィルムフェスティバル 2022」長野・阿智村で
  • 東京国立近代美術館の所蔵作品展、“詩と造形”に着目した特集展示や所蔵する全リヒター作品展示

    東京国立近代美術館では、所蔵作品展「MOMATコレクション」を、2022年5月17日(火)から10月2日(日)まで開催する。 近代〜現代の日美術の展開を紹介高松次郎《No.273 (影)》1969年13,000点を超える所蔵作品より選りすぐった約200点の作品から、19世紀末から現代に至る日美術の展開を、海外作品も交えつつ紹介する「MOMATコレクション」展。今期は、東京国立近代美術館の開館70周年を記念した展示や、詩と造形の関係に着目した小特集、そして同時開催の企画展「ゲルハルト・リヒター展」に合わせた所蔵作品の展示などを行う。 東京国立近代美術館と同時代美術瑛九《午後(虫の不在)》1958年東京国立近代美術館は、2022年12月に開館70周年を迎える。小特集「70周年をふりかえる 同時代の展望と収集」では、同館が1950年代から80年代にかけて、同時代の美術をどのように捉えてきたの

    東京国立近代美術館の所蔵作品展、“詩と造形”に着目した特集展示や所蔵する全リヒター作品展示
  • サンリオキャラクターズד日本一の星空”長野県阿智村のコラボカフェ、キキ&ララの“星空”スイーツなど

    “日一の星空”を楽しめるスポットとして名高い「長野県阿智村」が運営する観光拠点施設「阿智ベース(ACHI BASE)」のカフェで、サンリオの人気キャラクターとのコラボレーションが実現。「サンリオキャラクターズ×ACHI BASE スペシャルコラボレーションカフェ」が、2022年10月31日(月)までオープンする。 “日一の星空の村”でサンリオキャラクターズのコラボカフェ長野県阿智村は“日一の星空の村”として知られ、「天空の楽園 日一の星空ナイトツアー」など“星空”にまつわる様々なイベントを行ってきた。そして、2015年からは、サンリオの人気キャラクターであるリトルツインスターズ(キキ&ララ)が阿智村の“星の親善大使”を務めている。 ポチャッコの熱々ドリア 1,300円そんな“日一の星空の村”にある「阿智ベース」のカフェで開催される今回のコラボレーションカフェでは、キキ&ララはもち

    サンリオキャラクターズד日本一の星空”長野県阿智村のコラボカフェ、キキ&ララの“星空”スイーツなど
  • 展覧会「歩々清風」松伯美術館で - 上村松園・松篁・淳之の3代による日本画作品を展観

    展覧会「歩々清風─日画家 上村松園・松篁・淳之三代の歩み─」が、奈良の松伯美術館にて、2022年3月21日(月・祝)から6月12日(日)まで開催される。 上村松園・松篁・淳之の3代にわたる画業を紹介上村松園《花見》1910年(明治43)展は、上村松園(うえむら しょうえん)・松篁(しょうこう)・淳之(あつし)の3代にわたって続いてきた日画家の世界を紹介する展覧会だ。 上村松篁《春》1937年(昭和12)気品あふれる美人画を描いた上村松園の長男として生まれた松篁は、絵の道を進むと心に決めて花鳥画の制作を続けた一方で、自身が画家として歩んできた道に思い悩んだ。しかし80歳を過ぎたころ、ある禅の老師の「道を歩くときは“歩々清風”の歩き方ではなくてはならない」という言葉にふれ、その道は正しかったと確信したという。展のタイトルは、この際の言葉に由来している。 上村淳之《月汀》1998年(平成

    展覧会「歩々清風」松伯美術館で - 上村松園・松篁・淳之の3代による日本画作品を展観
  • 企画展「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」茨城県近代美術館で

    企画展「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」が、茨城県近代美術館にて、2022年2月9日(水)から3月27日(日)まで開催される。 フランスの近代風景画の展開をたどるジャン=バティスト・カミーユ・コロー《イタリアのダンス》1865-70年 油彩/カンヴァス Inv. 887.3.1 ランス美術館 © MBA Reims 2019/Photo : C. Devleeschauwerフランス・シャンパーニュ地方の古都ランスの中心に建つランス美術館は、フランス近代風景画の優れたコレクションを有しており、なかでも19世紀のもっとも重要な風景画家のひとりであるジャン=バティスト・カミーユ・コローの作品を、ルーヴル美術館に次ぐ規模で所蔵している。企画展「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」では、ランス美術館所蔵の珠玉の油彩画などを通して、約100

    企画展「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」茨城県近代美術館で
  • 東海の2022年展覧会スケジュール、愛知・静岡など美術館&博物館のおすすめアート情報

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  • 「鏑木清方展」東京国立近代美術館で - 日本画109件が集結、美人画《築地明石町》三部作など

    企画展「没後50年 鏑木清方展」が、東京国立近代美術館にて、2022年3月18日(金)から5月8日(日)まで開催される。その後、京都国立近代美術館にも巡回する。 鏑木清方の日画作品109件が集結鏑木清方 《築地明石町》1927(昭和2)年、東京国立近代美術館、通期展示、絹彩色・軸、173.5×74.0cm ©Nemoto Akio企画展「没後50年 鏑木清方展」は、明治から昭和にかけて活躍した日画家・鏑木清方の大規模回顧展だ。鏑木清方は美人画家として定評のある一方、美人画のみにとどまらず、人びとの暮らしや人生の機微を捉えた作品を数多く残した。会場には、そんな清方の日画作品109件が一堂に集結。人びとの生活を捉えた作品や、歌舞伎などの物語に着想を得た作品など、清方自身の自己評価が高い作品を中心に厳選した、清方芸術の神髄に触れられるラインナップが勢揃いする。 《築地明石町》《新富町》《

    「鏑木清方展」東京国立近代美術館で - 日本画109件が集結、美人画《築地明石町》三部作など
  • 企画展「トラ時々ネコ 干支セトラ」福田美術館で、“虎や猫”を描いた江戸時代~昭和の絵画を紹介

    展覧会「トラ時々ネコ 干支セトラ」が、京都の福田美術館にて2022年1月29日(土)から2022年4月10日(日)まで開催される。 “寅年”にちなんだ虎の絵画竹内栖鳳「猛虎」福田美術館蔵(後期)企画展「トラ時々ネコ 干支セトラ」は、2022年“寅年”にちなんだ展覧会。与謝蕪村、円山応挙など江戸時代中期に活躍した画家や、竹内栖鳳、大橋翠石といった明治から昭和にかけて活躍した画家達の描く“虎の絵”を主役に、福田コレクションから厳選した作品の数々を展示する。 江戸時代の“ネコトラ”や写実的な虎図、同時代のも曽我蕭白「虎図」福田美術館蔵(前期)中国や朝鮮半島において武勇や王者の象徴とされていたトラは、日でも龍とともに霊獣とされ、絵画や工芸品のモチーフにしばしば用いられてきた動物。江戸時代には日にトラが生息していなかったため、当時の画家たちは中国などから輸入された毛皮や絵画を参考にトラを描いて

    企画展「トラ時々ネコ 干支セトラ」福田美術館で、“虎や猫”を描いた江戸時代~昭和の絵画を紹介
  • 特別展「上村松園・松篁」山種美術館で - 館蔵の松園・松篁による美人画と花鳥画を一挙公開

    東京の山種美術館では、開館55周年記念特別展「上村松園・松篁 ─美人画と花鳥画の世界─」を、2022年2月5日(土)から4月17日(日)まで開催する。 山種美術館の上村松園・松篁作品が一堂に上村松園《牡丹雪》1944年(昭和19) 絹・彩色 山種美術館開館55周年記念特別展「上村松園・松篁 ─美人画と花鳥画の世界─」では、美人画の名手として知られる上村松園(うえむら しょうえん)と、その長男であり花鳥画を得意とした上村松篁(うえむら しょうこう)の作品を紹介する。 上村松園《砧》1938年(昭和13) 絹・彩色 山種美術館上村松園は、生涯にわたり気品ある女性像を描き続けた近代日画家だ。京都で生まれ育った松園は、京都府画学校(現・京都市立芸術大学)に通って鈴木松年に学んだのち、幸野楳嶺、竹内栖鳳に師事。江戸や明治の風俗、和漢の古典を題材に美人画を手がけ、文展や帝展などに出品を重ねて活躍

    特別展「上村松園・松篁」山種美術館で - 館蔵の松園・松篁による美人画と花鳥画を一挙公開
  • 新版画の版画家・川瀬巴水、風景木版画の代表作とともにたどる創作の軌跡 - 東京の展覧会情報も

    また、これとほぼ同時期に始まった『東京十二題』では、名所だけに目を向けず、自らの関心の赴くまま、四季折々の東京の風景を独自の視点で切り取っている。江戸時代の浮世絵における名所絵では、誰もが名勝として認め、繰り返し眺められてきた視点から捉えられた風景が、そこで享受される季節の風物などと結びつけられて描かれた。しかし巴水の風景画においては、いわばその土地と結びついた「物語」を持たず、一定の視座をもつひとりの人物の視点から捉えられた風景が展開されている。この意味で巴水の風景画表現は、江戸時代のそれとは異なる近代的なものだといえる。 名声の確立川瀬巴水《池上市之倉(夕陽)》東京二十景 1928(昭和3)年 木版、紙 渡邊木版美術画舗巴水の創作活動が順調に進んでいた大正12年(1923)、関東大震災が発生、江戸の空気をなおも残す東京に甚大な被害を与えた。巴水の家は全焼し、多数の写生帖を含む画業の成果

    新版画の版画家・川瀬巴水、風景木版画の代表作とともにたどる創作の軌跡 - 東京の展覧会情報も
  • 「ゲルハルト・リヒター展」東京国立近代美術館で、ホロコーストを主題とした大作《ビルケナウ》日本初公開

    「ゲルハルト・リヒター展」が、東京国立近代美術館にて、2022年6月7日(火)から10月2日(日)まで開催される。その後、2022年10月15日(土)から2023年1月29日(日)まで、愛知の豊田市美術館に巡回する。 現代アートの巨匠ゲルハルト・リヒター、大規模個展を開催ゲルハルト・リヒター《ビルケナウ(937-4)》2014年 ゲルハルト・リヒター財団蔵 © Gerhard Richter 2022 (07062022)ゲルハルト・リヒターは、1932年にドイツ・ドレスデンで生まれ、1960年代に格的に活動を開始して以来、世界のアートシーンを牽引してきた現代美術の巨匠だ。具象絵画や抽象絵画、写真、フォト・ペインティング、そしてガラスや鏡を用いた作品など、多彩な表現方法を駆使しつつ、リヒターは人がものを見て認識する原理を問い直す作品を展開し続けてきた。 ゲルハルト・リヒター《頭蓋骨(54

    「ゲルハルト・リヒター展」東京国立近代美術館で、ホロコーストを主題とした大作《ビルケナウ》日本初公開
  • 「藤島武二と猪熊弦一郎展」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で、「単純化」に着目してふたりの画家の画業を紹介

    企画展「藤島武二と猪熊弦一郎展 サンプリシテとシンプル」が、香川の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にて、2021年9月18日(土)から12月5日(日)まで開催される。 藤島武二と猪熊弦一郎の「単純化」に着目猪熊弦一郎《ピンク・丸・角》1977年 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館蔵 ©︎公益財団法人ミモカ美術振興財団企画展「藤島武二と猪熊弦一郎展 サンプリシテとシンプル」は、猪熊弦一郎と、その師である藤島武二を取り上げる展覧会だ。藤島と猪熊がともに重視していた「単純化」に着目し、初期から晩年に至るふたりの画業を紹介する。 藤島武二《女の横顔》1926-27年 ポーラ美術館蔵藤島武二は、明治、大正、昭和を通じて画壇で活躍し、日の近代洋画を牽引した画家のひとりだ。東洋と西洋の要素を織り交ぜた華やかな女性像や、晩年に理想の日の出を求めて描いた簡潔な表現の作品で知られており、1896年以降は東京美術学校西洋画

    「藤島武二と猪熊弦一郎展」丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で、「単純化」に着目してふたりの画家の画業を紹介