本村氏は、レグザブランドの立ち上げ以前から商品企画を担当してきたテレビ開発のキーマン。2006年2月、深緑の“レグザ・グリーン”に彩られた「REGZA」ロゴを掲げ、新ブランドの立ち上げを宣言したときも中心に同氏がいた。 「おかげさまで、今年でレグザ誕生から10周年を迎えることができました。ブランド立ち上げ時はゼロからのスタートでしたが、“こだわりのある本物”を作っていきたいと考え、大々的に発表しました。それは、東芝社内でも『本物を作るぞ宣言』として知られています」(本村氏) このとき発表されたレグザは意外にも最上位の「Z」ではなく、スタンダードモデルにあたる「C1000」シリーズとHDD内蔵の「H1000」シリーズだった。しかし全モデルに「face」時代から定評のあった映像エンジン「メタブレイン・プロ」搭載し、前を向いたアンダースピーカー、マットな黒を基調としたミニマルデザインなど、映像を
![「レグザがレグザであり続けるために」――10周年を迎えた東芝レグザの現在と未来](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9a94ba06263bb8345204078623e82cbe2278c58b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Flifestyle%2Farticles%2F1603%2F09%2Fl_ts_regza10th01.jpg)