POPなポイントを3行で ワンフェスではもはや3Dプリントが当たり前になっている 「たな絵画」では、勝手に設計図を出力してきたファンと組むことに デジタルとアナログの垣根を超えた製作方法で可能性が広がる サイエンスの匂いがするクールなデザインとどこかとぼけたユーモアを交え、3DCGや模型、同人誌と、表現方法をまたいで活躍しているディーラー・たな絵画。 巨大ロボットからニセ新聞記事、はたまたソ連の宇宙機や粘土細工に至るまで、主催者の田中建史氏の興味とセンスの赴くままに長年活動する、知る人ぞ知るサークルである。 田中氏の本業は建築関係のパース画のデジタル作成。図面を元に構造物が実際に建った場合をシミュレートするという作業のプロらしく、その活動は緻密なデザインと「異形の存在がもし実在したら」という想定の楽しさに満ちている。 そんなたな絵画が、ここ数年ガレージキットを売っている。以前は同人誌しか売