ご無沙汰しております。 先週末、ボストンを飛び立ち、日本に帰ってきた。 2年間住んだボストンを離れるのは、ちょっと感傷的だった。 2年間通った学校の階段や廊下や教室。 いつも通っていた場所を、もう通らなくなるんだな、と思うと当たり前のことなのに。 住んでいた場所を引き払う日。 家にあったロワールのスパークリングワインを記念に開ける。 家具も引越し荷物も全てなくなってがらんとした部屋で、一人乾杯。 飛行機はデルタ航空(元ノースウエスト)でのべ16時間にわたる旅。 そして成田に到着。 突然、周りから日本語ばかりが聞こえてきて、不思議な感覚に陥る。 蒸し暑い日本の夏。 ボストンもアメリカの中では夏は相当蒸し暑い地域の一つだけど、東京はそれより遥かに蒸し暑いので、 東京に帰って最初の2−3日はすぐに疲れて死んだようになっていた。 けれど1週間近く経って、漸く慣れてきた。 私がボストンの住居を引き払