米Cadence Design Systems, Inc.は,英ARM Ltd.の最新プロセサ・コアの「Cortex-A15 MPCore」に最適化されたSoCインプリメンテーション設計フローを提供すると発表した。このフローを活用することで,Cortex-A15 MPCoreベースのSoCを短期間で設計できるという。
2010年8月に開催されたHot Chips 22でARMは「Eagle」と呼ばれる新たなプロセッサコアに関する発表を行ったが、このEagleに関するもう少し詳細な情報が9月9日、開催された記者説明会において公開された。ちなみにこの記者説明会は日本以外にアメリカおよび台湾で同時に開催されたとのことである。 まずはARM日本法人であるアームの西嶋貴史社長が説明に立ち(Photo01)、すでにARMコアは膨大な量が出荷されており(Photo02)、しかも現在は従来のARM9〜11に代えてCortex-A8に移り変わってきている、としている(Photo03)。 Photo01:アーム代表取締役の西嶋貴史社長。同氏によれば、Cortex-A15の開発は、ARMの歴史の中でもっともコストと時間が掛かっているとか Photo02:今は年間40億個もの出荷なので、単純計算ならばこれから2年半あれば300
IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する本連載。第50回は、イタリア発のRTOS「BeRTOS」を紹介する。
1つのシステムを1つのICで実現――SoCのコンセプトは明解で、非常に魅力的なものであることに間違いはない。しかしながら、実際にはSoCのように、1つのICにすべてを集積することが最適であるとは限らない。複数のICに機能を分割し、マルチチップでシステムを構築するほうが、SoCを用いるよりも賢明な場合が少なからず存在するのだ。 by Paul Rako SoCは常に最適な解なのか? これまで、SoC(System on Chip)は、“電子部品の理想形”とも言える存在だった。機器設計者にとって、小さなチップ上に多くのデジタル回路を搭載し、機器を高機能化できることは大きなメリットだった。つまり、SoCは、より小さく、より高度な機能を容易に実現してくれる存在であった。だが、今日その状況に変化が訪れつつある。 SoCは、非常に多くのデジタル回路を搭載するために、最先端の微細プロセス技術で製造する
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