ROCKDRIVE:RD×RD(8月編)
少々更新が遅れましたが、月イチレビュー･RD×RDのコーナーです。 8月分として取り上げるのは何と言ってもメタル界きってのビッグ・タイトル、IRON MAIDENの最新作「THE FINAL FRONTIER」、これで決まりでしょう! ただなまじビッグ・タイトルだけに、うるさ型のマニアも多いこのバンドに触れるのにあたっては、基本チキンハートな筆者の場合、諸々気後れしていたりもするので、まず最初に「今回はあえてメイデン通以外の方へのお薦め&お届け」というエクスキューズをかまさせといて下さい。 そもそもこれまでメイデン・サウンドにある程度親しんできたリスナーの皆さんなら、ご自分なりの一家言があるハズですしね。 で、あくまでメイデン初級者に向けてとりあえずお伝えしたいのはですね、「もしかして大作主義と独自の濃厚さを持つ深遠ワールドが目立った近作に若干距離を感じていたとしても大丈夫!今回は
アイアン・メイデンが世界制覇？ ニュー・アルバムが世界21ヵ国で驚異的な記録－rockinon.com｜https://rockinon.com/news/detail/39844
8月16日に（アメリカは17日、日本は18日）ニュー・アルバム『ファイナル・フロンティア』（原題：THE FINAL FRONTIER）をリリースしたアイアン・メイデン。このアルバムが、グローバル・チャート第一週で驚異的な成功を収めている。 『ファイナル・フロンティア』は、UKチャートで1位を飾り、その他20ヵ国が追随。世界各国で1位という記録に加えて、オーストラリア、ベルギー、オランダで2位、アイルランド、ポーランド、トルコで3位、アメリカ合衆国で4位、シンガポールで5位初登場を記録。アメリカのビルボード・チャート初登場4位は、バンド史上最高位であるという。ここ日本でも洋楽のオリコン週間アルバムランキング1位を獲得、洋邦合わせた総合ランキングでも5位となり、初のTOP10入りを果たしている。 バンドとして新たなピークを迎え、各国でまだまだ新たな若いファンを増やし続けているアイアン・メイデ
アイアン・メイデン『ファイナル・フロンティア ミッション・エディション』／メタルを担って30年－rockinon.com｜https://rockinon.com/disc/detail/39286
近年、オルタナティヴ以降の文脈においても、ブラック・サバスだけでなく「アイアン・メイデンはアリだ」というムードが広がってきているのは感じていた。実際に前作はアメリカでも初めてトップ10に入るなどの成功を収めたそうで、デビュー・アルバムから30年目となる第15作も、ここにきて、いっそう多くの人々から歓迎されそうだ。 全10曲だが前作以上に長尺のナンバーが多くて、トータルタイムは76分超。さすがに2度続けて聴いたら疲弊してしまったものの、もはやCDフォーマット主体のリスニング形態に縛られることもない時代だし、めいっぱい入れておくから、あとは各自に合わせた分量でどうぞ、ということなのかもしれない。2枚組アナログ盤の曲順はチェックしてないが、実質2曲分の1トラック目から3曲目、以下4～6、7～8、9～10という割り付けだとして、その区切り方で向き合うのはかなり良い感じだという気もする。 音楽的には
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