豆大福の美味しい季節である。 表参道に行ったついでに、「原宿瑞穂」(はらじゅくみずほ)まで足を延ばすことにした。 このあたりから青山にかけては「まめ」や「青山紅谷」など、レベルの高い豆大福を作っている和菓子屋さんが多い(「菊家」は残念ながら作っていない)。 「原宿瑞穂」はほとんど豆大福一本勝負で、昭和56年(1981年)創業以来、原宿という場所で、この細い一本道を歩き続けているのがすごい。 ここまで豆大福に徹しているのは、東京三大豆大福(ほかに群林堂と松島屋)の中でもこの「瑞穂」だけ。きわめて珍しいお店だと思う(しばらく前から少しだけ最中も作っているが)。 よく考えてみたら、約10年ぶりの訪問だった。 売り切れが心配だったので、速足で午前中に到着した。 たまたまなのか行列はなく、女性客が二人だけだった。ラッキー、と考えることにした。(護国寺「群林堂」ほどの行列はない) 店構えは10年前と同
![豆大福「東の横綱級」食べる - 週刊あんこ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/92e35960b7afe33d7be9fdead759585405dca3ae/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fy%2Fyskanuma%2F20191121%2F20191121121954.jpg)