医療用かつらは、脱毛症やファッションとしてつけるかつらとは違います。 抗がん剤や抗生物質などの薬を使うことで、一時的に髪の毛が抜け落ち たり、頭部の病気の治療などで髪の毛を剃った場合に、患者への精神的な 負担を和らげるために使用されるかつらを「医療用かつら」と呼びます。 実は、円形脱毛症の方でも「医療用かつら」は使用できるのです。 ご存知ですか？ 円形脱毛症の場合、民間のかつら作成業者で部分かつらを作ってもらう ケースが大半だと思いますが、円形脱毛症はストレスによって発症する と医学的には考えられているため、頭皮や髪の毛が敏感な方にも優しい 医療用かつらの使用を検討されてはいかがでしょうか。 ただし、「医療用」とはいっても、健康保険の対象外ですので、全額 自己負担になります。３割で済むとお考えの方には残念な情報でした。 技術の進歩によって高額なオーダーメイドではなく、フィット感が しっかり

聞いたところでは、お子さんの「ふけ」に悩むお母さんが増加している そうです。 子供のふけは、大人のふけとは、どうも状況が違うようです。 前回までにご説明しましたように、大人のふけは主に「乾燥性ふけ」と 「脂漏性ふけ」の２種類に分類することが出来ます。 男性は「脂漏性ふけ」にかかることが多く、女性は「乾燥性ふけ」が 多い傾向があるようです。 一方、子供の場合は、上記の２つの場合に分類できる場合もありますが、 「脂漏性」といっても、大人の「脂漏性ふけ」とは質が違います。 また、肌が弱いお子さんに、親と同じ強い成分のシャンプーを使って いると、頭皮が肌荒れのようになってしまい、頭皮が乾燥してふけが 出るという「乾燥性ふけ」の症状が出ることもあります。 子供には、刺激の少ない自然素材で出来たシャンプーを用意した方が 「乾燥性ふけ」にならないためにもいいでしょう。 同じようなタイプですが、アトピー性