2018年2月24日のブックマーク (6件)

  • 妄想使いの戯言 - 日々人 細胞分裂

    自然界に属する人間にも、 摂理というものがあり、 それぞれ予め、定められたものがある、 また、そのなかでも下限と上限があることを、 人は日々を送る中で、 それをなんとなくであっても、 また、 それがどうしても納得したくない事柄であったとしても、 心の奥底ではうっすらと気付いてしまうことが誰しもあるもの、 例えば、 個人に心臓が鼓動する上限がもうけられているように、 それは抗うことの出来ない定めとして存在しているのだ、 それに倣って、少し話は変わるが、 「各々の人間には言葉を扱える範囲があり、制限が与えられている」 と、ある研究者が、 今を遡ること、はるか大昔に発見していたのをあなたは知っているだろうか、 と、悪戯に訊ねてみたものの、 きっと誰も知らないだろうと思う、 なぜなら、 その研究者がそれに気付いた時には、 残された言葉の値が僅かであったためだ、 彼はそれを暗号として、 一見、手短な

    妄想使いの戯言 - 日々人 細胞分裂
    yoshitakaoka
    yoshitakaoka 2018/02/24
    月詠みさん、その暗号、ロマン以外何者でもない。
  • アマノ荘の神さま(創作掌編) - かきがら掌編帖

    満開の桜の下で、宴を開いている人たちの声がする。 木造2階建てアパートの敷地だった。板塀のすき間から、なごやかな雰囲気が伝わってくる。 「おめでとう」 「おめでとう」 祝福の声が、通りがかった美弥の耳にも届いた。 ゆっくりと歩き続けながら、美弥は微笑んだ。 春が来て、桜の花が咲く以外にも、何か祝うことがあるようだ。 休日に顧客の店舗まで、大事な書類を届けに行く途中だった。社会人として「はじめてのおつかい」をしている緊張が、ふっとやわらいだ。 次にまた同じ道を通ったのは、葉桜も過ぎた時季だ。 楽しげだったお花見のようすを思い出し、好奇心にかられて、アパートの表玄関の方へまわってみると、白いペンキ塗りの表札には「アマノ荘」と書いてあった。 さらに、そのわきに、 ――空き室あります―― という、貼り紙がしてある。 不動産屋の連絡先を書き留めてから、美弥はその場を離れた。 絵作家になるのが、美弥

    アマノ荘の神さま(創作掌編) - かきがら掌編帖
    yoshitakaoka
    yoshitakaoka 2018/02/24
    toikimiさん、お久しぶりです。月の明るい夜ならば、心を縛る欲が緩まるのかもしれません。その時が、かつて鬼だった神様に願いを伝えるチャンスですね。
  • 残響 - ナマケモノの飛行訓練

    わたしは文章を書いている。あるいは絵を描いている。 わたしはわたし自身を信じない。わたしの全てを疑っている。 たとえばあることについて語っているとき、そのほとんどが、自分の言葉ではないことを自覚している。わたしはわたしひとりの個性によって形成されてはいないことを、自覚している。 わたしのことばは、いつも過去に誰かが語った言葉であり、歌であり、どこかで読んだ文字でもある。それすらも、はるか昔に誰かが語った言葉に違いない。そしてさらに遡れば、また違うどこかの誰かの言葉になる。名のあるひと、あるいは無名のひとたちの言葉。はじめに言葉ありきってやつだ。 そうしてわたしは、連綿と紡がれていくそういうものの末端を捕まえて、わたしはわたしの言葉として、感受性として、知るや知らずや無意識にも持ち出し、時にしたり顔で語っているに過ぎない。 だがわたしは決してそのことを恥じているわけではない。むしろそれを当然

    yoshitakaoka
    yoshitakaoka 2018/02/24
    本当に素敵な絵です。ワクワクして光るので、ワクピカです。言葉がナマけものさんを通過したら、その言葉はナマけものさんになるのだと思います。
  • 本音と建前、そしてかわいがられる性格という才能(犬派から猫派へ) - シャケとクー(とミュウ)のぬくぬく日記

    本音と建前、そしてかわいがられる性格という才能(犬派から猫派へ) - シャケとクー(とミュウ)のぬくぬく日記
    yoshitakaoka
    yoshitakaoka 2018/02/24
    サケノミーさん、お久しぶりです。『いい加減にしろ、このナマズ!』胸にくるパンチライン。ミュウさんの一本気、ブレない気骨に写真の寝顔ギャップ、ズルいです。
  • 八功徳水(はっくどくすい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は八功徳水(はっくどくすい)です。 極楽浄土の素晴しい水のことです。澄んでいてキレイ、冷たい、甘くて美味しい、軽く軟(やわ)らかい、潤いがあり、安らぎ和す、悪臭がせず、害をなさない。などです、他にも色々な説があります。 極楽浄土の水がどうしたって言うのさ!自慢してー。地上の水だって害なんかなさんわ。美味しいわ。 お、イイ線いってますよ。この言葉には色々な意味があって、タダの水を素晴しいと思える人は、今居る場所を極楽浄土の様に思える、と言う解釈もあるんです。 自慢じゃなくて、ありふれたものでも素晴しいモノだと思う気持ちが、極楽浄土を生む、ってことか! そうそう、そういうことよ!感謝の気持ちよ! もう1つには人間の心がけを言っている、とも言われます。澄んでいてキレイ、熱くなりすぎず冷静で居ること、水の美味しさは飲むモノの感じ方ですね、人工的な味の付いたものしか美味しいと思えないのは良くない

    八功徳水(はっくどくすい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
    yoshitakaoka
    yoshitakaoka 2018/02/24
    にわとりさんの地上水愛、しかと感じました。かえるさん、お久しぶりです。
  • 看板イラスト紹介 - 駄目人間は今日も

    最高の友人から最高の贈り物をいただいた。 このブログの管理人、わたしがサラです。 ミチコからの解説 ミチコはこの作品のたくさんの人を溶け込ませてくれた。実は多くの人をわたしは存じ上げないのだけど、ミチコがお世話になった方々や公民館の友人たちだそうだ。ミチコが送ってくれた解説を以下に。 向こうの道を逃げている人々 ワタリドリ (id:a919255217) さん 漆うしる (id:UrushiUshiru) さん 柵 kame710さん rikoriko (id:remonadesmile) さん woliude (id:blogking1988) さん とりおた さん méduse (id:fimakuu)さん 剣と 賢者の創作石 (id:ArtStone)さん 島 (id:catpower) さん ジェ-ン (id:jane7)さん 歩道橋 羽畑家ちゅん太郎 (id:tyun555)

    看板イラスト紹介 - 駄目人間は今日も
    yoshitakaoka
    yoshitakaoka 2018/02/24
    様々な感情が入り乱れているのに、共存している。素敵な世界を見せてくださり、ありがとうございます。