無買デーに繁華街でサンタクロースの扮装をして瞑想する「禅タクロース」のパフォーマンス(2007年、京都で)世界で、買い物をしない日(Buy Nothing Day)運動が広がっている。1年に1日だけ、本当に必要なもの以外は買わずに過ごしてみようという日だ。 1992年にカナダで始まり、世界65カ国で150万人以上が参加する運動にまで成長した。今年で20回目を迎える。 この運動は、環境やゴミ問題の原因である過剰消費に焦点を当て、人びとにライフスタイルを少しでも変えてもらおうという目的で始まった。あまり知られていないが、実は日本でも97年に始まっている。 日本国内組織である「無買デージャパン・ネットワーク」のガビ・ハード代表が京都で無買デーを開催して以来、ホームページを立ち上げ仲間を集ってきた。 「私たちは一度、生活をスローダウンさせる必要がある。無買デーを通じて、この精神を広げていきたい」―
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