「イクボス」の先駆者として大手商社に勤務し、関連企業の社長も経験した川島高之氏。効率的に仕事の成果をあげる方法やマネジメントのスキルは、越境生活で養われたという。 具体的に何をどう工夫しながら、仕事・家庭・地域という3つの場所を行き来していたのだろうか。 目次 指示待ちではなく自分で落とし所を考え動いた 具体的な目標・職責を明確にしてから取りかかる 越境で自分の常識を手放せばより強靭になれる 指示待ちではなく自分で落とし所を考え動いた 「私のビジネススキルを高めてくれたのは、越境生活でした」と川島高之氏は言う。大手商社の関連企業で社長を務めた後、2016年に独立。現在は会社経営をしながら、NPO法人「コヂカラ・ニッポン」代表やNPO法人「ファザーリング・ジャパン」理事として、「イクボス」や「ワーク・ライフ・バランス」などをテーマに、年間200本以上の講演をしている。 最近でこそ男性が育児に