2009年1月31日のブックマーク (2件)

  • パイを増やそうとしない破綻主義者たちについて - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090107#p3不況下の雇用流動化論というのは要するに増えない労働需要の中で人間をたらい回しにしていくだけの話で、質的な解決になっていないのはバカでもわかることなのに、なんでそんなものに幻想*1を抱く人たちがいまだにいるんだろう。財布の中に10万円入ってるとしてそれをどう使うかという話と同じで、それだけでは10万円そのものが増えることは絶対にない。それを増やすには財布の中をいじるのではなく財布の外から入ってこなければならない。ワークシェア*2だって単に持てる者から持てない者に分配が移転するだけのことで、再分配としての意味はあるが、トータルの厚生は定義上増えないはずだ。もちろんこれは話を極端に単純化してるわけで緊急避難的には意味が全くないとは言い切れないけど。戦災や巨大災害で被災し糧が足りなくなったとして、一

    yoshiyoc
    yoshiyoc 2009/01/31
    雇用流動化とワークシェアの話を同時に行うと、混乱する。分けて論じられるべき。個人的には、パイを増やすことには賛成で、【好況下】で雇用流動化がなされるべき。だが、好況下では雇用流動化は望めないかも。
  • 雇用流動化論というまやかし - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    構造改革論やいまだに根強い不況下でのサプライサイド改革の核心部分が、この「雇用の流動化論」。今日の非正規労働者が膨大に生まれたのもこの不況下での雇用流動化論という悪しきイデオロギーが加担しているためである。 最近でも、この不況下でこそ、雇用の流動化を促すことを主張をする人たちがいる。例えば正規と非正規との壁をなくせ(=解雇法制を緩和しろ、あるいは正規と非正規両方から解雇者を選出せよなど)というのも結局はこの雇用の流動化が、日の不況対策として有効である、ということなのだろう。しかしこれこそ倒錯した経済思想そのものであり、今回のような不況の下では単に人々の生活が軒並み不安定になるだけである。 またこのような不況対策としての雇用の流動化論は、今日の非正規労働者の膨大な増加にも現れているが、単に経済・社会的な交渉力に劣るアウトサイダーたちの立場を真っ先に悪化させるだけである(短期雇用の促進)。解

    雇用流動化論というまやかし - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
    yoshiyoc
    yoshiyoc 2009/01/31
    やはり、この手の議論では、「雇用の流動化」の定義や前提条件をはっきりすべきだと思う。噛み合ない議論の応酬では、それこそ時間の無駄だと思う。