思わずため息が出る、そんな美しさ。 昔は地上のどこからでも、夜空を見上げれば肉眼で天の川の星々を堪能できたもの。でも今の世の中、光害のおかげで眩い星空を目にすること自体珍しくなってしまいました。 肉眼ではこんなに鮮明に見ることはできませんが、人間の眼よりもずっとずっと高性能なカメラを通せば、煌めく夜空を楽しむことが出来ます。天体写真家Adam Woodworthさんが目指しているのは、肉眼で見たどんなモノよりも鮮やかできらめく写真。長時間露光画像を合成する手法を説明してくれました。 夜の写真はすべて、星に焦点を合わせるために多重露光を組み合わせており、パノラマでない写真も前景を露光し、ピントを合わせた状態で撮るために多重露光を使っています。人間には視力の限界があるので私たちの肉眼では空をこのように見ることが出来ませんが、カメラにはそのような限界がなく、長時間の露出(10~30秒の間)と高い
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