東京五輪で開催都市枠として提案する追加種目により新競技として実施された空手だが、今後の五輪での未来には暗雲が立ちこめている。写真は女子形で銀メダルを獲得した清水希容。東京で5日撮影(2021年 ロイター/Carl Recine) [東京 8日 ロイター] - 東京五輪で開催都市枠として提案する追加種目により新競技として実施された空手だが、今後の五輪での未来には暗雲が立ちこめている。
オリンピック(五輪)閉会式から一夜明けた9日、制作チームの統括プロデューサー日置貴之氏が取材に応じた。 大会前、「多様性と調和」や「復興五輪」など大会理念のメッセージについて「見れば分かる」と話していた日置氏だが「本気で世界の人々に伝えられたとの考えか」と聞かれた日置氏は「原則、そのように感じている」とだけ述べた。 観光ができなかった選手たちに東京の日常を味わってもらおうと「日曜午後の公園」をテーマに繰り広げられた演出。着物でけん玉をし、カラフルな衣装と髪の色で縄跳びをする演出に、SNS上では「東京の日常で見たことがない」などの声が上がっている。その指摘について日置氏は「SNSを見ないので、回答を差し控える」と返答。閉会式について、日刊スポーツの取材に応じた海外記者は「理解するのが困難。復興五輪の表現は全く分からなかった」と酷評した。
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