ラスターレイヤーとベクターレイヤーとでは、レイヤーに記録される情報とキャンパスに表示する形式が異なっています。 ラスターレイヤーとベクターレイヤーの違い(多分こんな感じ) ラスターレイヤーで描かれた線は、引いた線が一粒一粒の画素(ピクセル)として記録されて、レイヤーに直接描画され表示されます。互いの画素間にデータ上のつながりは無く、一粒毎にそれぞれが独立しています。 対して、ベクターレイヤーで描かれた線は、引いた線の軌跡が、連続した制御点(中心線)として星座のように記録され、連続した制御点ごとに記録された線の太さ(ブラシサイズ)などのパラメーターの関係に従って、レイヤーにピクセルとして改めて描画され表示されます。 線を描いた後も、線を描いた時の情報が生きていて、骨のようにレイヤーに残っています。描いたベクターからインクが出て、ピクセルが表示されるようなイメージです。ベクターが骨なら、インク