(セ・リーグ、中日4-9DeNA、9回戦、DeNA7勝2敗、5日、ナゴヤドーム)日本通算2000安打を達成したDeNA・中村は試合後のインタビューで「2年間お世話になったこのナゴヤドームで、ドラゴンズファンの前で打ちたいなと思っていたので、本当に嬉しいです」と記念の試合を振り返った。 偉業達成まであと1本として迎えた八回の打席。「ラミレスがいいところで打ったので、気楽に打席に立てました」と話したが、「打った瞬間はホッとしました。念願が叶った」と現在の心境を明かした。 大台到達はまだ通過点。「ようやく2000本打てましたけど、これからもチームのためにどんどん打っていきたいと思います」とさらなる活躍を宣言すると、「いろいろあったけど、ここに来られているドラゴンズファンの皆さん、本当にありがとうございました。ならびに横浜DeNAベイスターズのファンの皆さん、ありがとうございます。これからも必死に
(セ・リーグ、阪神5-7ヤクルト、9回戦、阪神6勝3敗、5日、甲子園)阪神の藤浪は七回まで4安打で自己最多タイの3失点だった。2敗目こそ免れたが、春夏連覇した大阪桐蔭高時代を通じ、自身が登板した甲子園で初めてチームが敗れ「自分がしっかり投げていれば勝っている試合」と悔やんだ。 最速152キロ、四回までは1安打だったが、五回に乱れた。1死三塁から森岡に高めの直球を適時打されて甲子園初失点を喫すると、続く中村にはど真ん中のカットボールを2ラン。下位打者に痛打され「粘り切れなかった」と反省した。 一方で六、七回は三者凡退と立て直し、奪三振も自己最多に並ぶ7。「球威は後半でも落ちない状態になってきた」と97球に収穫も挙げた。(共同)試合結果へ
DeNAの中村紀洋内野手(39)が5日、ナゴヤドームで行われた中日9回戦の八回に中田賢一から左中間を破る2点二塁打を放ち、史上43人目の日本通算2000安打を達成した。通算2162試合目での大台到達を果たした。 中村はこの日の試合に「5番・三塁」でスタメン出場。最初の2打席は四球、右邪飛に倒れたが、2点リードの五回一死一、二塁の第3打席で中前適時打を放ち大台到達に王手をかけた。七回の打席は捕邪飛に倒れたが、6-4と逆転した八回、なおも一死一、二塁のチャンスで中田賢の2球目をきれいに弾き返し、記念の一打で2者を迎え入れた。 中村は二塁ベース上で同僚の三浦や、2000安打まであと2本に迫っている中日・谷繁から花束を受け取り笑顔をみせた。 中村は1991年ドラフト4位で近鉄バファローズに入団。05年にポスティングでドジャースとマイナー契約を結ぶ。同年4月にメジャー昇格を果たすも5月に3Aへ降格。
(パ・リーグ、西武2-0日本ハム、8回戦、西武6勝2敗、5日、西武ドーム)西武先発の菊池が日本ハム打線を5安打7奪三振に抑え、今季4勝目(1敗)を自身2度目の完封勝利で飾った。本拠地でのゼロ封勝利は初めて。 菊池は一回二死一、二塁の場面を遊ゴロ併殺で切り抜けると、二回二死満塁のピンチも三ゴロで無失点に抑えた。その直後に坂田の4号ソロと相手エラーで2点の援護をもらうと、その後は快投を披露。三回から八回まで6イニング連続で3人で片付けた。 九回は遊ゴロ失策と中田の左前打で一死一、二塁のピンチを迎えたが、アブレイユを三ゴロ併殺に打ち取ってゲームセット。4月13日の楽天2回戦(Kスタ宮城)でプロ初完封勝利を挙げて以来、自身2度目の完封勝利でチームにパ・リーグ一番乗りとなる20勝目をプレゼントした。試合結果へ
元巨人監督の長嶋茂雄氏(77)=現終身名誉監督=と、巨人や米大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(38)への国民栄誉賞の授与式が5日、東京ドームで巨人-広島9回戦の試合前に行われた。 スーツ姿でグラウンドに登場した両氏は、安倍晋三首相から表彰状と盾、記念の金のバットを手渡された。 長嶋氏は「ファンの皆さま本当にありがとうございました」とスピーチ。長嶋氏がファンの前で生の声を届けるのは2004年に脳梗塞を患って以来初めて。松井氏は「大変光栄ではありますが、恐縮しております。今後、日本の野球の、野球を愛する国民のみなさんの力になれるように努力していきたいと思います」と述べた。 式には過去に国民栄誉賞を受賞した王貞治、衣笠祥雄の両氏も出席し、花束を手渡した。長嶋、松井両氏は東京ドームを埋め尽くしたファンの祝福に手を振って応えた。
巨人や米大リーグのヤンキースなどで活躍し、昨年12月に日米20年の選手生活からの引退を表明した松井秀喜氏(38)の引退セレモニーが5日、東京ドームで行われた。 松井氏は「4番・センター、松井」のコールで登場。「東京ドームのグラウンドに立たせていただいていることに、いま感激で胸がいっぱいです。」と語った。 巨人・阿部、広島・前田健から花束を受け取ると、元巨人監督の長嶋茂雄氏(77)=現終身名誉監督=とオープンカーに乗車。この日のために集まった大観衆の声援に笑顔で応えながら、ゆっくりと場内を一周した。
元巨人監督の長嶋茂雄氏(77)=現終身名誉監督=と、巨人や米大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(38)への国民栄誉賞の授与式が5日、東京ドームで午後2時開始の巨人-広島の試合前に行われる。授与式後の始球式で、打者を務める長嶋氏が、投手役の松井氏に「1球勝負」を挑むことが4日、分かった。重さ600グラムの軽量バットを特注し、左腕だけで振り抜く特訓を約1カ月間続けてきた。大舞台で数々の伝説を残してきたミスターが、まな弟子との勝負で、新たな歴史を作る。 【続きを読む】
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