はじめに 本記事では、Cloudflare Workers間の通信にService Bindingsを使いながら、Hono RPCで静的型の恩恵を受ける方法を紹介します。それが可能であるという事実自体はHonoの公式ドキュメントにも記載されてはいるのですが、その強力さとは裏腹にあまり注目されていないように思われます。 また、最後にWeb standardへの準拠がもたらすメリットについての筆者の所感を述べます。 Hono RPC 公式ドキュメントに則りHono RPCについて簡単に説明します。すでに理解されている方は飛ばしてしまっても問題ありません。 Hono RPCは、APIの仕様をTypeScriptの型としてクライアント側に共有する仕組みです。これによって、Hono側で普通にAPIを実装するだけで静的型のサポートを受けながらAPIを呼び出すことができます。 以下は公式のコード例に少し
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