エス・アンド・アイ 伊藤 英啓 前回までに挙げてきたポイントが押さえられていれば,仮想化導入のための基本的な関門はクリアーしたと言える。実際に検討されている方も,改めて仮想化の導入をどういう方向に進めるべきか,問題点と課題が整理されたのではないだろうか。ここから先は,仮想化の導入までは決まったという前提で,より具体的な注意点を紹介する。 落とし穴4 サイジングで見切り発車をしないこと これまでに数多くの仮想化関連の案件を手掛けてきた中で,導入を成功させるために特に重要と感じているのが仮想化システムの「サイジング」である。本来,仮想化に際して実際に必要なハードウエアやネットワークなどのインフラをサイジングすることは必要不可欠なプロセスであり,実施して当然だと思うだろう。仮想化導入計画の妥当性を検証するには,ディスクやネットワークといった基本的なI/Oの状況,CPUの使用率やシステム稼働のピー
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