フィンランド国内で演習に臨む同国軍(2022年5月4日撮影、資料写真)。(c)Heikki Saukkomaa / Lehtikuva / AFP 【5月12日 AFP】(更新)フィンランドのサウリ・ニーニスト(Sauli Niinisto)大統領とサンナ・マリン(Sanna Marin)首相は12日、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を支持すると表明した。 大統領と首相は共同声明で「NATOへの加盟は、フィンランドの安全保障を強化するだろう。フィンランドは加盟国として、NATO全体を強化するだろう。フィンランドは速やかにNATOへの加盟を申請すべきだ」と述べた。また、公式発表が15日に行われることも明らかにした。 フィンランド議会の国防委員会は11日、ロシアのウクライナ侵攻が欧州の安全保障を脅かしているとして、自国の安全保障にとってNATO加盟が「最善の選択」になるだろうと結論付けた。